日本生理学会では、顕著な研究業績を有するとともに、将来、生理学会で活躍することが期待される若手研究者を奨励することを目的として日本生理学会奨励賞を1999年に設立しました。
規定などをご覧の上、積極的に応募されることを希望します。なお、書類提出の締め切りは日本生理学会大会の演題登録締切日ですので、ご注意下さい。 申請書類および論文のファイルをメール添付またはCD/DVDの郵送で日本生理学会事務局にご送付下さい。
受賞者
第25回 日本生理学会奨励賞 (2023年度)
- 齋藤 純一 (Yale University 心臓血管研究センター) スフィンゴシンキナーゼ 1に焦点を当てた血管の弾性線維異常の解明
- 竹内 雄一 (北海道大学大学院薬学研究院) 神経・精神疾患の制御を目的とした新規脳刺激技術の研究開発
- 陳 以珊 (和歌山県立医科大学医学部薬理学講座) GIRKチャネルのイオン選択性のしくみ及び薬物による活性制御機構の解明
第24回 日本生理学会奨励賞 (2022年度)
- 戸田 知得 (北海道大学獣医学研究科生化学教室) 「視床下部血糖値センサーにおけるプロスタグランジンの役割」
- 中島 健一朗 (生理学研究所) 「味覚の伝達や修飾の神経メカニズム」
第23回 日本生理学会奨励賞 (2021年度)
- 中尾 周 (立命館大学生命科学部応用分子生理学研究室) 「運動誘発性徐脈性不整脈の分子メカニズムとmiRNAの関与」
- 長田 貴宏 (順天堂大学医学部生理学第一講座) {反応抑制機能を実現する神経回路ネットワークの解明」
第22回 日本生理学会奨励賞 (2020年度)
- 三木 崇史 (同志社大学脳科学研究科)「シナプス前性の高頻度神経伝達物質放出メカニズムの解明」
- 片岡 直也 (名古屋大学大学院 医学系研究科)「心理ストレス反応を駆動する心身相関メカニズムの解明」
第21回 日本生理学会奨励賞 (2019年度)
・國松淳(筑波大学医学医療系)「大脳基底核と小脳による異なった随意運動制御のメカニズム」
・實木亨(横浜市立大学医学部生理学)「シナプス可塑性による失われた脳機能の回復機構」