入澤宏・彩記念若手研究者賞規定および選考細則

2. ⼊澤宏・彩記念若⼿研究者賞(⼊澤記念若⼿賞)

⽇本⽣理学会では、独創的な基礎研究を⾏っている新進の若⼿研究者を奨励することを⽬的として、2010 年に⼊澤宏・彩記念若⼿研究奨励賞を設⽴。若い世代を対象にしていることを明確にするため、2025年に⼊澤宏・彩記念若⼿研究者賞に賞名を変更する。

書類提出の締め切りは年⼤会演題登録の締め切り⽇。

規程

1.(⽬的)

生理学に関連する領域で独創的な基礎研究を⾏っている⽇本⽣理学会員の新進の若⼿研究者を奨励することを⽬的として、⼊澤宏・彩記念若⼿研究者賞(以下、⼊澤記念若⼿賞という)を設ける。

2.(対象)

大学院生もしくは博士号取得後5年以内の者で、いずれの場合も35歳以下の日本生理学会の正会員を対象とする。但し、ライフイベント(出産、育児、介護、被災等)により研究の中断期間があった場合は、その期間の分だけ上記の年限を引き上げる。

3.(選考)

  1. 応募者の中から毎年若干名を選考する。
  2. ⼊澤記念若⼿賞の選考は⼊澤記念若⼿賞選考委員会が⾏う。
  3. 選考結果(委員会案)を日本生理学会賞選考委員会委員長に報告して承認の上、決定とし、日本生理学会理事会に報告する。
  4. ⼊澤記念若⼿賞選考委員会は⽇本⽣理学会賞選考委員会が選出する7名の選考委員で構成し、委員の任期は2 年とする。なお、再任を妨げない。
  5. ⼊澤記念若⼿賞選考委員⻑は選考委員の互選により選出する。
  6. 選考実施の細⽬は⼊澤記念若⼿賞選考委員会で検討する。

4.(表彰)

⽣理学会⼤会の総会の席上で⼊澤記念若⼿賞受賞者を表彰し、賞状及び副賞を贈呈する。受賞者は⽇本⽣理学会⼤会において受賞者発表を⾏う。

5.(改正)

本規定の改廃は⽇本⽣理学会理事会で⾏う。

 

選考細則

1.(選考の対象)

⼊澤宏・彩記念若⼿研究者賞(以下、⼊澤記念若⼿賞という)は申請者の研究実績(主要論文のインパクトやユニークさ)、研究構想と発展性を評価して選考する。評価は絶対評価で行い、受賞に値する申請者がないと⼊澤記念若⼿賞選考委員会が判断した場合は「受賞者なし」とする。

2.(正会員)

正会員には一般会員、評議員、学⽣会員が含まれる。会費の滞納者は受賞対象となる正会員とみなさない。

3.(申請)

  1. 申請については、自薦・他薦のどちらでも可とする。
  2. 応募者は申請書、および申請課題に関連した論⽂の別刷(印刷中の論⽂については校正刷りの写し) を、全てpdf ファイル形式で⽇本⽣理学会賞選考委員会に提出する。
  3. 応募者の年齢は当該年の12 ⽉末⽇のものとする。
  4. 公募の締切りは⽇本⽣理学会⼤会の演題登録締め切り⽇とする。
  5. 応募者は⽇本⽣理学会⼤会に演題登録を⾏い、演題登録番号を応募書類に記載する。

4.(重複申請)

日本生理学会奨励賞および入澤彩記念女性生理学者奨励賞と重複して応募する事はできない。

5.(副賞の⾦額)

当分の間1 件10 万円とするが、状況により改訂することができる。なお、副賞の使途は不問とする。

6.(⽇本⽣理学会⼤会における受賞者発表)

⼊澤記念若⼿賞受賞者は⽇本⽣理学会⼤会で受賞講演を⾏う。

7.(受賞研究の広報)

⼊澤記念若⼿賞受賞者はグラフィカルアブストラクトと短い説明文を作成し、日本生理学会ホームページ、ソーシャルメディアXに掲載する。また、日本生理学雑誌(日生誌)AWARDSに寄稿する。さらに、受賞者には、受賞に関連した研究テーマでThe Journal of Physiological Science(JPS)誌への総説の投稿を招待する。

施⾏ 平成22年5⽉20⽇
改定 令和3年8月27日
改定 令和7年3月16日

入澤宏・彩記念若手研究奨励賞申請書 [Word]

入澤宏・彩記念若手研究奨励賞申請書 [PDF]