1.⽇本⽣理学会奨励賞
顕著な研究業績を有するとともに、将来、⽣理学会で活躍することが期待される若⼿研究者を奨励することを⽬的として⽇本⽣理学会奨励賞を1999 年に設⽴。
書類提出の締め切りは学会演題登録の締め切り⽇。
規程
1.(⽬的)
⽇本⽣理学会は、顕著な研究業績を有するとともに、将来⽣理学会で活躍することが期待される若⼿研究者を奨励することを⽬的として⽇本⽣理学会奨励賞(以下、奨励賞という)を設ける。
2.(対象)
3 年以上の正会員歴を有する満42 歳以下の⽇本⽣理学会の会員を対象とする。但し、ライフイベントにより研究の中断期間があった場合は、その期間の分だけ上記の年限を引き上げる。
3.(選考)
- 応募者の中から毎年若⼲名を選考する。
- 奨励賞の選考は賞選考委員会が⾏う。
- 選考実施の細⽬は申請件数、内容などに応じて賞選考委員会で検討する。
4.(表彰)
⽣理学会⼤会の総会の席上で受賞者を表彰し、賞状及び副賞を贈呈する。受賞者は⽇本⽣理学会⼤会において受賞者発表を⾏う。
5.(改正)
本規定の改廃は⽇本⽣理学会理事会で⾏う。
選考細則
1.(選考の対象)
⽇本⽣理学会奨励賞(以下、奨励賞という)は申請者の研究実績、研究構想と発展性、⽣理学会における活動を評価して選考する。
2.(会員歴)
- 学⽣会員であった期間は会員歴に含まれる。
- 会費の納⼊が無かった期間は含まれない。
3.(応募)
- 応募者は申請書、および申請課題に関連した論⽂の別刷(印刷中の論⽂については校正刷りの写し) を、全てpdf ファイル形式で⽇本⽣理学会賞選考委員会に提出する。
- 応募者の年齢は当該年の12 ⽉末⽇のものとする。
- 公募の締切りは⽇本⽣理学会⼤会の演題登録締め切り⽇とする。
- 応募者は⽇本⽣理学会⼤会に演題登録を行い、演題登録番号を応募書類に記載する。
4.(重複申請)
入澤宏・彩記念若手研究者賞および入澤彩記念女性生理学者奨励賞と重複して応募する事はできない。
5.(副賞の⾦額)
当分の間1 件20万円とするが、状況により改訂することができる。なお、副賞の使途には制限をつけない。
6.(⽇本⽣理学会⼤会における受賞者発表)
奨励賞受賞者は⽇本⽣理学会⼤会で受賞講演を⾏う。
細則の補足説明
細則1 の補⾜ (外国で⾏われた研究)
応募者が外国で⾏った研究も奨励賞の対象とする。賞選考委員会は選考に当たり以下のa), b)を考慮する。
a) 応募者が修練中の博士研究員などの場合は、指導研究者が作成した奨励賞応募者の推薦⽂が添付されていること。推薦⽂には以下の2点を明記すること。
- 当該研究に対する応募者の貢献度
- 応募者の研究者としての将来性
b) 応募者が独⽴した研究者である場合は、その旨を履歴書などで証明できること。ただし、この場合は、以下の細則2の補⾜の対象とする。
細則2 の補⾜ (指導的⽴場にある研究者の応募)
⼤学等では准教授以上、研究所等では室⻑以上の職についている研究者の応募を妨げはしないが、奨励賞対象者として適当かどうかは、賞選考委員会で判断する。 ⼤学あるいは研究所で既に指導的な⽴場にある応募者の場合、その⼈の業績が本賞の対象として相応しいかどうかを判断し、「必要以上の業績と経験が有る」と委員会が判断した場合は、その旨を応募者に連絡して候補者から除外する。これは奨励賞を応募者の今後の発展を励ます賞として活⽤したいとの意図による。
細則3 の補⾜ (賞選考期間)
賞選考委員会は公募締め切り後速やかに審査を進め受賞対象者を決定し、⽇本⽣理学会⼤会のプログラム作成に反映させる。 受賞者の選考は賞選考委員会が⾏い、理事会が承認することで決定とする。受賞者は⽇本⽣理学会⼤会で発表されるが、同時に⼤会プログラムにも記載する。
細則4 の補⾜ (重複申請)
過去に⽣理学会奨励賞の受賞歴がある研究者は応募できない。⼊澤宏・彩記念若 ⼿研究者賞および⼊澤彩記念女性⽣理学者奨励賞の受賞歴がある研究者の応 募は妨げないが、受賞時点から研究の進展が認められることを要件とする。
細則5 の補⾜ (受賞発表)
⽣理学会⼤会における奨励賞の受賞講演については、シンポジウムや一般演題とは別に行う。また、受賞者は日本生理学雑誌(日生誌)AWARDSに寄稿する。さらに、受賞者には、受賞に関連した研究テーマでThe Journal of Physiological Science(JPS)誌への総説の投稿を招待する。
施行 平成11年4⽉1⽇
改定 令和3年8月27日
改定 令和6年3月27日
改定 令和7年3月16日
奨励賞申請書
日本生理学会奨励賞申請書[Word]
日本生理学会奨励賞申請書 [PDF]