日本生理学会の1920年代

発会から第8回大会まで

日本生理学会の沿革の中で発足当時の模様を藤田敏彦教授の談話として次のように述べられている。「京都の日本医学会総会・分科会の機会に急転歩で生理学会が生まれた誰から発案せられたかは忘れたが、医化学、薬物学へ気兼ねすることなく生理学だけでやって行こうではないかということで瞬く間に衆議一決、思い立ったが吉日、善は急げで早速その同じ大正11年の7月に第1回を東京で開くことになった。」(日本生理学教室史上巻より転載)

生理学会発会準備会記念写真

第1回大会: 大正11年 (1922年) 東京大学医学部

第2回大会: 大正12年 (1923年) 九州大学医学部

第3回大会: 大正13年 (1924年) 東北大学医学部

第4回大会: 大正14年 (1925年) 満州医科大学


第5回大会: 大正15年 (1926年) 東京大学医学部

第6回大会: 昭和2年 (1927年) 岡山医科大学

第7回大会: 昭和3年 (1928年) 京都大学医学部

第8回大会: 昭和4年 (1929年) 北海道大学医学部