日本生理学雑誌 第67巻 2号

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表紙の説明

第81回日本生理学会大会 (札幌) 演題番号: 2P332

演題:「免疫学的疲労と中枢セロトニン系」

“Immunologically induced fatigue may be mediated by central serotonergic system”

Abstract #665: Japanese Journal of Physiology 54 (Suppl )S235 (2004)

演者: 武 幸子, 片渕俊彦, 近藤哲哉, 吉村 恵

所属: 九州大院・医・統合生理学

「疲労の条件づけとセロトニン系の関与」

合 成2重鎖RNAであるPolyI: C (polyriboinosinic-Polyribocytidylic acid) を用いて, 免疫学的疲労モデルを作成した. さらにPolyI: Cの腹腔内注射を無条件刺激, サッカリン水を条件刺激として, 疲労の古典的条件づけを行った. 条件づけされた疲労は, テスト日に5-HTIAアゴニスト (8-OH-DPAT) を投与しておくと完全に阻害された.