CONTENTS
- VISION - 生理学と生物物理学 (葛西道生) P.35~
- SCIENCE TOPICS - 基底細胞間のバリアーが蝸牛内電位の保持と聴覚に必須である (北尻真一郎) P.37~
- LECTURES - lgor ProTMを用いた生理学データ解析 第2 回:データの表示と解析 (加藤総夫) P.38~
- AFTERNOON TEA - 藤井 聡 P.51~
- INFORMATION - 時実利彦記念賞平成17 年度申請者の募集について P.54~
- RECORDS - 第81 回日本生理学会大会報告 P.56~
- RECORDS - 平成16 年度第1 回常任幹事会議事録 P.59~
- RECORDS - 平成16 年度評議員会・総会議事録 P.63~
- CALENDAR - 主な研究集会日程 P.68~
- ABSTRACTS - 第97 回近畿生理学談話会抄録 P.69~
- ABSTRACTS - 第55 回西日本生理学会抄録 P.80~
- MOURNING - 本田良行先生を偲んで (福田康一郎, 西野 卓, 木村 弘) P.97~
- カテゴリーなし - 編集後記
表紙の説明
第81回日本生理学会大会 (札幌) 演題番号: 2P332
演題:「免疫学的疲労と中枢セロトニン系」
“Immunologically induced fatigue may be mediated by central serotonergic system”
Abstract #665: Japanese Journal of Physiology 54 (Suppl )S235 (2004)
演者: 武 幸子, 片渕俊彦, 近藤哲哉, 吉村 恵
所属: 九州大院・医・統合生理学
「疲労の条件づけとセロトニン系の関与」
合 成2重鎖RNAであるPolyI: C (polyriboinosinic-Polyribocytidylic acid) を用いて, 免疫学的疲労モデルを作成した. さらにPolyI: Cの腹腔内注射を無条件刺激, サッカリン水を条件刺激として, 疲労の古典的条件づけを行った. 条件づけされた疲労は, テスト日に5-HTIAアゴニスト (8-OH-DPAT) を投与しておくと完全に阻害された.