CONTENTS
- カテゴリーなし - 編集後記
- ABSTRACTS - 第84 回北海道地方会抄録 P.122~
- CALENDAR - 主な研究集会日程 P.119~
- IN JJP - JJP和文要旨 vol 54 no 3 P.120~
- INFORMATION - 自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター「膜タンパク質」研究フェロー P.118~
- AFTERNOON TEA - 松山清治 P.114~
- HELLO PSJ - アメリカでラボを持ちたい!(安田涼平) P.112~
- PROFILE - 柏柳 誠 P.111~
- LECTURES - 網膜? デジタルカメラとは違う構造と機能 (金子章道) P.102~
- VISION - 科学と社会 (小澤瀞司) P.99~
- SCIENCE TOPICS - ボトムアップ性注意とトップダウン性注意の相互作用の意見 (小川 正) P.101~
- カテゴリーなし - 第83 回日本生理学会大会(前橋)ご案内(第1 報)
- カテゴリーなし - 目次
- ABSTRACTS - 第37 回東北生理談話会抄録 P.132~
表紙の説明
第81回目本生理学会大会 (札幌) 演題番号: 2P005
演題:「輪状甲状筋運動ニューロンの発声, 咳, 嚥下時における膜電位変化」
“Membrane potential changes in vocal cord tensor motoneurons during breathing, vocalization, coughing and swallowing.”
Abstract #180: Japanese Journal of Physiology 54 (Suppl) S109 (2004)
演者: 沼澤 環1・2, 柴 啓介2, 中澤 健1, 小野健一1・2
所属: 1千葉大院・医・神経情報統合生理, 2千葉大院・医・耳鼻咽喉科
左: 実験方法. 輪状甲状筋運動ニューロン (CTM) は上喉頭神経 (SLN) 刺激に対する逆行性応答により同定した後, 細胞内記録を行う. 非動化発声は中脳中心灰白質(PAG)刺激にて, また非動化咳および嚥下はSLN刺激にて誘発し, それぞれ神経電図上の活動パターンにより同定する (Ph-X, 迷走神経咽頭枝; PHR, 横隔神経; ABD, 腹筋神経).
右: 非動化発声時におけるCTM膜電位変化の1例. 安静呼吸時では吸気相に軽度の脱分極がみられるが,PAG刺激中では呼気相すなわち発声相に強い脱分極とburst発火がみられる.