1 概要:
2018年9月に新体制となった京都府立医科大学細胞生理学教室では助教を公募します。当教室では主にマウスモデルを用いた化学感覚(味覚・内臓感覚・中枢神経)の研究を推進していきます。これまではイオンチャネルやシナプスを中心に味覚の神経伝達に関する研究を行ってきましたが(Taruno et al. Nature 495:223, 2013; Taruno et al. J Physiol 595:6121, 2017; Ma*, Taruno* et al. Neuron 98:547, 2018)、従来の電気生理学・イメージングに加えてオプトジェネティクスなどの新しい技術を積極的に取り入れて、生体の外環境への応答・識別・嗜好のメカニズムに深く切り込んでゆく研究を進めていく計画です。
神経科学、電気生理学、イメージングなどの研究技術や実績のある方を歓迎いたしますが、現在までの研究分野は特に限定せず、新しい領域の研究にも積極的に取り組む方を求めます。他分野の方も、上記研究を推進できる方であれば、ぜひご応募ください。 若手の方(博士課程卒業見込み・ポスドク)のご応募を歓迎します。
なお、講義・実習を含む医学科・看護学科における教育、大学院生の研究指導、研究室運営業務、大学の管理運営業務についても参加して頂きます。そのほか、入試監督などの学校業務があります。
2 職種・分野等:
助教(生理学分野)
3 応募資格:
以下全てに該当する者。
(1) 博士の学位を有する者または取得見込みの者。(医師免許の有無は問いません)
(2) 自然科学への一定の知識と経験を有し、生理学教育および研究に熱意のある者。
(3) 大学の管理運営に関する能力と熱意のある者。
4 募集人員:
2名
5 着任時期:
2019年4月1日以降のなるべく早い時期
6 待遇給与等:
京都府公立大学法人教職員就業規則
京都府公立大学法人教職員採用等規程
京都府公立大学法人教職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する規程に基づく。
http://www.kpu-m.ac.jp/corporation/kisoku.html
7 提出書類:
様式自由
(1) 「履歴書」(写真貼付)
(2) 「教育・研究業績」(著書・原著・総説・学会発表を区分して記述すること)
(3) 「代表的論文」2編以内(コピー可)
(4) 「研究費採択状況」(なければ省略可)
(5) 「これまでの研究と今後に対する抱負」(2000字以内で)
(6) 「これまでの教育と今後に対する抱負」(1000字以内で)
(7) 「推薦書」1通(自薦の場合は省略可)
(8) 応募者をよく知る照会者(2名以上)の氏名、連絡先、応募者との関係
*選考の過程で、追加書類のご提出をお願いする場合があります。
8 応募締め切り:
2019年2月28日
一次締切を2018年11月30日とし、以後毎月末に書類審査を行います。
適任者が決定次第募集を終了します。
9 応募書類送付先、問い合わせ先:
提出書類を1つのPDFファイル(ファイル名「助教応募―氏名」)とし、下記のメールアドレスまでメール件名「細胞生理学・助教応募」としてお送りください。
*提出先メールアドレス:taruno@koto.kpu-m.ac.jp
*問い合わせ先:
〒602-8566 京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465番地
京都府立医科大学 大学院医学研究科 細胞生理学
教授 樽野陽幸 (taruno@koto.kpu-m.ac.jp)
10 備考:
(1) 書類選考の上、面接およびセミナーを行っていただきます。面談の際の旅費等は、応募者でご負担いただきます。
(2) 応募に際してご提供いただいた個人情報は、適切に管理し、選考目的以外には使用しません。
(3) 京都府立医科大学では男女共同参画やダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいます。