1.募集内容
特任助教1名まはた特任講師1名
2.業務の内容
私達の研究室では、記憶等の認知機能のメカニズムをネットワークレベルで解明することを目標としています。 そのために、行動中のマウスやラットの海馬とその関連領域からシリコンプローブ等を用いた大規模細胞外記録を行うことにより、百個程度の神経細胞の活動とフィールド電位を同時観察し、細胞間・領域間の相互作用や細胞集団の活動がどのように認知機能の基盤となるかを調べています。 また、大規模細胞外記録法に光遺伝学を組み合わせて回路解析を行っています。具体的には、神経細胞種・経路特異的にオプシンを発現させることにより、細胞外記録している細胞の種類の同定を行い、さらにそれらの神経細胞の活動を人為的に操作しつつ同時に近傍のその他の細胞やネットワークの振る舞いを大規模細胞外記録法で観察することにより、認知行動中の局所回路における細胞種・経路特異的な役割を明らかにします。 以上のような私達の研究に参加していただきます。教育の業務はほとんどありません。研究に専念できるポストです。 詳しくは研究室のホームページをごらんください。 http://www.med.osaka-cu.ac.jp/physiology2/
3.採用後の所属
大阪市立大学大学院医学研究科 細胞情報学
4.応募資格
博士の学位を取得している者または博士の学位を着任までに取得見込みの者。 神経生理学の研究をする意欲があれば経験は不要です。神経科学・電気生理学・分子生物学・コンピューターサイエンスの経験がある方は大歓迎です。
5.提出書類
1.履歴書
2.研究業績書
書類のサイズはA4で形式は自由、使用言語は日本語または英語とします。
6.書類提出方法
提出書類をPDFにして、Emailにて下記にお送りください。
Email: mizuseki.kenji@med.osaka-cu.ac.jp
7.選考方法
1.一次選考(書類選考)
2.二次選考(セミナーと面接)
セミナーと面接に係る費用は応募者の負担となります。
8.雇用期間
1.2016年4月1日から平成27年3月31日まで
2.雇用契約の更新あり。ただし10年を限度とする
9.雇用条件
1.身 分 公立大学法人大阪市立大学の短時間勤務教職員
2.勤務時間、休日・休暇
①勤務時間 9時00分から17時15分(実働7時間30分、休憩45分)
②休日 土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
③年次有給休暇 初年度10日(10月1日採用の場合)
④特別休暇 忌引、子の看護休暇など(有給) 結婚休暇、産前産後休暇など(無給)
3.給 与
①時給 2,036円(特任助教の場合)または2,366円(特任講師の場合)
②昇給 なし
③通勤手当 公共交通機関利用の場合は認定経路につき6月定期代を支給 (上限:55,000円/月)
④給料日 翌月17日(17日が土曜日の場合は前日、日曜日の場合は翌日)
⑤賞与 なし
⑥退職手当 なし
4.社会保険等
①健康保険 加入
②厚生年金保険 加入
③雇用保険 加入
④労働災害補償 適用
※規程改正等により、内容が変わることがありますのでご留意ください
10.その他
①提出書類は返却しません。また、個人情報はこの選考の資料としてのみ利用し、個人情報保護法に基づき適正に取り扱います。
②応募資格がないこと、申込記載事項が正しくないことなどが明らかになった場合、採用を取り消すことがあります。
③職名(特任助教または特任講師)は採用された方の実績と能力により決めさせていただきます。
11.提出期限
2015年10月31日(土)必着
ただし適任者が見つかり次第、応募を締め切ります。
12.提出及び問合せ先
〒545-8585 大阪市阿倍野区旭町1-4-3
公立大学法人 大阪市立大学 大学院医学研究科 細胞情報学
教授 水関健司
電話:06-6645-3715
Email: mizuseki.kenji@med.osaka-cu.ac.jp