日本生理学雑誌 第71巻 12号

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表紙の説明

XXXVI International Congress of Physiological Sciences ―IUPS 2009―
日本生理学会大会 (京都)
演題番号: P2AM-2-24
演題: 「関連研究:ヒト暑熱負荷時における皮膚交感神経活動は高血漿浸透圧により抑制されるが低血液量によっては抑制されない」
“Rapid plasma volume restoration enhances skin vasodilation but not sweat rate in hypovolemic and passively warmed men”
演者: 上條義一郎, 後藤正樹, 岡田芳幸, 岡崎和伸, 池川茂樹, 増木静江, 能勢博
所属: 信州大学大学院医学系研究科・スポーツ医科学分野
A: 実験風景. 上)サーマルスーツを着用し食道温測定のためのプローブを飲んだ状態の被験者. 中)皮膚交感神経活動測定のための電極を浅腓骨神経に挿入した図. 下)浅腓骨神経の支配領域である足背部に皮膚血流測定のためのレーザー・ドップラー血流計プローブと発汗測定のためのカプセルを装着した図.
B: 暑熱負荷開始前 (Thermoneutral) と暑熱負荷終了時 (Warming) における皮膚交感神経活動 (SSNA), レーザー血流計からの出力 (Laser-Doppler,V), 発汗カプセル内の相対湿度の出力 (Humidity,V), 呼吸運動 (Resp,V) を表す. 暑熱負荷による食道温変化 (ΔTes) が+0.3℃ のとき, SSNA の上昇と共に Laser-Doppler 出力, カプセル内 Humidityが上昇している.
C: 左) 暑熱負荷による食道温 (Tes)上昇に対する SSNA のバースト頻度 (Burst frequency) を等血液量 (Nor) と低血液量 (Hypo)で比較した図. 右) 同じく,等浸透圧 (Iso) と高血漿浸透圧 (Hyper) で比較した図. 暑熱負荷時におけるTes 上昇に対するSSNA はHyperで抑制されるが Hypo においては抑制されない.