日本生理学雑誌 第68巻 11号

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表紙の説明

第83回日本生理学会大会(前橋)

演題番号: 3P-1-100

演題:「カルパインによるアンフィファイジン断片化と同断片化によるクラスリンを介したシナプス小胞エンドサイトーシス阻害」“Disruption of clathrin-mediated endocytosis of synaptic vesicles by calpaindependent cleavages of amphiphysin I”

演者: 武 玉梅, 富沢一仁, 魏 范研, 大守伊織, 西木禎一, 松井秀樹

所属: 岡山大学・大学院・医歯薬学総合研究科・細胞生理
「電子顕微鏡を用いたカルパインにより切断されたアンフィファイジンの機能観察」
a :リポソーム.
b :野生型アンフィファイジンはリポソームとチューブ構造を形成する.
c :野生型アンフィファイジンはダイナミンとの相互作用によりリングを形成する.
d :カルパインにより切断されたアンフィファイジンはダイナミンとのリング形成ができない.
e :野生型アンフィファイジンはダイナミンと協調し,リポソームチューブ上に厚いリング構造を形成する [(1)はリポソームチューブ部分の拡大図].
f :カルパインにより切断されたアンフィファイジンは,ダイナミンとの相互作用が喪失し,リポソームチューブ上に厚いリング構造の形成ができない [(2) はリポソームチューブ部分の拡大図]. 図中のスケールバーは, 1μm (a,b,eとf), 2μm (c とd), または 50nm ((1)と(2))である.