CONTENTS
- カテゴリーなし - 目次
- カテゴリーなし - 第83回日本生理学会大会(前橋)ご案内(第2報)
- VISION - 計算論的システム脳科学の夜明け(外山敬介) P.237~
- SCIENCE TOPICS - アキシアニオンチヤネルのポアのサイズはATPより大きく,虚血時の心筋細胞からのATP放出は実際にこのチヤネルによって行われる(サビロブ ラブシヤン) P.240~
- LECTURES - 実験技術講座: 単一細胞レベルでの分泌量の解析(有田 順) P.241~
- PROFILE - 酒井秀紀 P.251~
- HELLO PSJ - 相手にわかりやすい英文を書く技術(西木禎一) P.253~
- AFTERNOON TEA - 山村健介 P.257~
- INFORMATION - 第56回西日本生理学会 P.259~
- 日本医学会だより - 日本医学会だより P.269~
- RECORDS - 平成16年度日本生理学会第2回常任幹事会議事録(訂正版) P.271~
- RECORDS - JJP拡大編集委員会議事録 P.274~
- RECORDS - 会員委員会活動報告 P.275~
- RECORDS - 学術・研究委員会議事録 P.276~
- RECORDS - 研究倫理委員会報告 P.277~
- RECORDS - 男女共同参画推進委員会議事録 P.278~
- RECORDS - 編集・広報委員会報告 P.279~
- RECORDS - 2005年度生理学会大会グループディナー「シナプトロジストの会」報告 P.280~
- CALENDAR - 主な研究集会日程 P.281~
- IN JJP - JJP 和文要旨 vol 55 no 1 P.283~
- BOOK REVIEW - Clinical生体機能学 當瀬規嗣著(亀山正樹) P.285~
- カテゴリーなし - 編集後記
- カテゴリーなし - 日本生理学会会則(平成17年5月19日改訂)
表紙の説明
第81回日本生理学会大会(札幌)演題番号:1P076
演題:「カルシウムシグナルによる神経細胞内ミトコンドリアの分裂と形態調節」
演者:陸 雲飛1,松下正之1,李 順愛2,富澤一仁1,竹居孝二2,松井秀樹1
所属:岡山大学・大学院医歯学総合研究科・細胞生理学1・生化学2
High−K+により神経細胞を脱分極刺激するとカルシウムシグナルが駆動され,その結果ミトコンドリアの活発な分裂と形態変化が起こる.この変化は神経細胞の生存とも密接に相関している事が明らかとなった.
A: 無刺激条件下におけるラット海馬初代培養神経細胞のミトコンドリアの電顆写真.ミトコンドリア(矢印)は細長い形態をしている.
B: High−K+(45mM, 15min)刺激後の分裂したミトコンドリア.ミトコンドリアの長径が短くなり,多数の分裂したミトコンドリアが集団状になっている.マトリックスの密度はうすくなり,クリステが見えにくい.
C: High−K+刺激により誘導された分裂完了直前の写真.矢印は細くなって切断される直前のミトコンドリアの二重膜を示す.
D: 図Bの点線枠内の部分の高倍率写真.
Bars: 1 µm (A and B), 400 nm (C and D).