投稿規定

(2012/7/25改訂版) 投稿に際しての、規定・注意点が掲載されています。投稿前に必ずお読みください。

目的

日本生理学雑誌は、会員相互の交流と研究・教育にかかわる情報共有を目的とした日本生理学会の機関誌です。
学会の学術的・社会的活動や、教材・実習・実験技術の改良に関する情報提供、地方会抄録、会員の近況、研究集会の今後の予定などを掲載します。

発行形態

2012年より隔月刊です。

掲載コーナー

記事は原則として以下のコーナーに分類掲載されます: 
VISION(巻頭言)、OPINION(学会・学界に関連した意見・感想、学術的な総説)、SCIENCE TOPICS(サイエンストピックス)、NEWS(お知らせ)、LECTURES(教育講座、実験法講座、その他の実験・教育周辺のHow-To講座)、EDUCATION(教育に関するページ)、AWARDS(生理学会賞の受賞者、および生理学会員の受賞者による自己紹介)、PROFILE(研究室や研究チームの新リーダー自己紹介)、HELLO PSJ(外国ラボからの便りや外国滞在の経験報告)、若手のひろば(若手による自由寄稿)、AFTERNOON TEA(仲間の輪による随筆のバトンリレー)、RECORDS(委員会・研究会・会合の報告、会員消息)、CALENDAR(研究集会の開催日時・場所と連絡者)、ABSTRACTS(地方会演題抄録)、BOOK REVIEW(書評)、MOURNING(追悼文)。
記事の一部はWeb版(Pt 2)にのみ掲載されますことをご了承ください。

寄稿にあたってのご注意

会員に知って欲しいニュースや研究の動向、教材、実験法、意見の提供をお願いします。
なお、ヒトを対象とした研究については世界医師会総会で採択された「ヘルシンキ宣言」および厚生労働省が策定した「医学研究に関する指針」を、動物を扱った研究については日本生理学会が策定した「生理学領域における動物実験に関する基本的指針(和文/英文)」を遵守して実施されたものに限り、原稿を受け付けます。
いずれについても各研究機関の「研究安全倫理委員会」の審査を受けて承認され、研究倫理を遵守した旨を明記願います。
また、すでに公表されている論文の図表を転載される場合には、著者ご自身の論文であっても、本誌・他誌の別を問わず、必ず転載許可を得た上で、出典と共にその旨を明記して下さい。
掲載されたすべての原稿の著作権(著作権法27条翻訳権、翻案権等、28条二次的著作物の利用に関する原著作者の権利)は日本生理学会に帰属します。
転載などを希望される方は前もって日本生理学会へ連絡し、許可を得た上で、出典を明記願います。
日本生理学会は、寄稿文や図表の全部または一部を、当学会のWeb上でも公表します(URLはhttp://physiology.jp/)。
また、当学会が認めたネットワーク媒体、その他の媒体において任意の言語で掲載、出版(電子出版を含む)も出来るものとします。
ご自身の研究内容に関する原稿は、本文末尾(引用文献の前)に利益相反に関する記載をお願いいたします。
開示すべき利益相反状態が無い場合もその旨を記載してください。
詳細は「利益相反の開示に関する規約(基本指針・運用指針)」http://physiology.jp/society/constitution/ をご覧ください。
「利益相反開示に関する書式」ダウンロードページ: http://physiology.jp/society/download/
なお、研究成果公表を目的としたoriginal papersは、The Journal of Physiological Sciences への投稿をお願いします。

原稿ファイル

入稿はメールに原稿ファイルを添付して、日本生理学会事務局(または編集長デスク)までお送りください。
メールの件名を【日本生理学雑誌 入稿 掲載コーナーの名称】で始めてください。
寄稿される原稿はWeb上にも掲載いたしますので、図もデータをE-mailで添付送信して下さい(なお、図の印刷はモノクロとなりますことをご諒承ください)。データをメール添付できない場合はご相談下さい。
関連する動画をWeb上のみに掲載することも可能ですので、必要な場合は事務局にお申し出の上、その動画ファイルも添付して下さい。
使用したコンピュータのOS(Macの場合 OS 9.1, 10.2 など。Windowsの場合 XP, Vista, Windows7,8 など)、一般的でないソフトをご使用の場合は明記して下さい。
図に関しては、JPEG、GIF、PNGのうちいずれかの形式(これらの形式での作成が困難な場合は相談して下さい)を用いて、大きさは640 x 480 pixel 以内でファイルサイズは500kB以内。
また、動画に関してはMPEG形式(mpeg-1)とし、大きさは640 x 480 pixel 以内でファイルサイズは5MB以内とします。
Web上への掲載にはカラーや動画も使用できますのでご相談下さい。印刷所および学会事務局でどうしても対応できない場合には著者にご協力をお願いすることがありますので、予めご承知おき下さい。

お問い合わせ

〒160-0016 東京都新宿区信濃町35信濃町煉瓦館 財団法人国際医学情報センター内
一般社団法人 日本生理学会
TEL: 03-5361-7277 (月曜~金曜 9:00~17:00)
FAX: 03-5361-7091 (24時間受付)
URL: http://physiology.jp/
E-mail: psj@imic.or.jp

投稿の締め切り

編集・印刷・ 郵送に時間がかかりますので、掲載号(奇数月1日)の2ヶ月前までに投稿して下さい。

掲載料

学術集会通知、公募案内を含め、すべての欄への寄稿や記事の掲載には著者負担はありません。

別刷りの注文と料金について

別刷りを希望される場合、投稿時に希望部数をお知らせ下さい。掲載コーナーにかかわらず、すべての掲載記事の別刷りは有料です。料金につ きまして は、ページ数と希望部数によって異なります。校正時に見積額をお知らせしますので、別刷りの希望の有無と希望する場合は希望部数をお決め下さい。

 

執筆要項

原稿の著者名には、索引用に全て「ふりがな」を添えてください。

I. LECTURES, OPINION

  • A. 刷り上がり 2 – 5 ページを目安とします。
  • B. メール文中に、希望される論種、表題、著者名、別刷り希望部数(50部以上は有料)、所属およびその所在地、電話番号、FAX 番号、e-mail アドレス、本文の総文字数)などをお知らせください。
  • C. 原稿は、表題、著者名(ふりがなも)、所属につづき、必要でしたら400字以内の日本語要旨と5つまでのキーワードをつけて下さい。
  • D. 動物名、外来語は原則としてカタカナを用いて下さい。一般的でない略語は初出時に正式名称を明記してください。単位、単位記号は巻末の用法に従って下さい。これは Journal of Physiological Sciencesの投稿規定と同一です。
  • E. 図、表、写真の説明も日本語で書いて下さい。本文の欄外にそれぞれ挿入すべき部位を指定して下さい。 転載の場合には、転載許可を得たうえで、その旨と出典を明記してください。
  • F. 項目分けはⅠ,Ⅱ,・・・とし、下位項目はA,B,・・・、さらにその下は1,2,・・・、最下位の項目はa,b,・・・として下さい。
  • G. 文献の記載法
    1. 本文中の引用箇所には出現順に[ ]内に番号を付けて下さい。
      1つの事柄に複数の論文を引用する場合には[1,5,7]、あるいは[8-13]のように記述して下さい。著者名を引用する場 合、3 名以上の連名のときは、”ら”あるいは “et al.” とします。 例1: 高木ら[1]によれば・・・ 例2: Hodgkin & Huxley[2]によれば・・・
    2. 末尾文献リストは、本文中の番号順に、 Journal of Physiological Sciencesの投稿規定に従って記載して下さい。
    3.  リストは著者名:表題、雑誌名(省略形)、巻(ボールド)、開始ページ – 終了ページ、西暦年号の順に記載します(号は不要です)。コンマは複数の著者の区切りだけに使用し、イニシャルは大文字でスペースを入れないなどの点に注意して下さい。
      例1: Watanabe S-I & Murakami M: Phototransduction in cones as examined in excised membrane patch. Jpn J Physiol 42: 309-320, 1992
      例2: Ueda Y, Kaneko A & Kaneda M: Voltage-dependent ionic currents in solitary horizontal cells isolated from the cat retina. J Neurophysiol 68: 1143-1150, 1992
      例3: Tokizane T: Studies on the paradoxical phase of sleep in the cat. In: Progress in Brain Research, Ed. Tokizane T & Schade JP, Elsevier Publ Co, Amsterdam, Vol 21B pp 230-268, 1965
      例4: 河村悟: 視細胞における順応調節蛋白質. 生物物理 32: 180-185, 1992
  • H. 原則として、編集・広報委員会においてオリジナル原稿を尊重して校正を行いますが、著者校正を依頼する場合がありますことをご了承ください。

II. VISION, AFTERNOON TEA, HELLO PSJ, 若手のひろば

刷り上がり1 – 2 ページ(3000字以内)を目安とします。はじめに所属、氏名(ふりがなも)、本文の総文字数を記入して下さい。相応しいタイトルがあれば記載ください。その他、執筆要項に特別な指定はありません。写真掲載も可能です。写真のデータが無い場合はご相談ください。写真のデータが無い場合はご相談ください。

III. PROFILE

刷り上がり1ページを目安とします。はじめに所属、氏名(ふりがなも)、現職名を、最後に略歴、本文の総文字数を記入して下さい。また、差し支えありませんでしたら顔写真を添えて下さい。相応しいタイトルがあれば記載ください。

IV. ABSTRACTS

地方会の幹事は刷り上がり 1 ページ程度の会全体のまとめを書いて下さい。表紙には地方会名 (例:第54回日本生理学会中国四国地方会)、会期、場所、当番幹事、おおよその参加者数、抄録を含めた全体の総文字数を記入して下さい。各発表抄録は下記のように、表題、発表者名、所属を記載し、本文は 400 – 600 字程度(図、表は不可)とします。予稿集掲載の原稿がこの範囲を大幅に超えないものであれば、予稿集をそのまま使用できます。 [抄録見本]

赤血球膜タンパク質の酸化的重合化と微小循環 鈴木一郎、山田一夫(北西大、医、第一生理) 赤血球毛細血管を通過する際に外力により受動的に変形させられる。その変形能は・・・・

V. SCIENCE TOPICS

生理学および関連分野における最近の会員自身による目立った研究成果について、学会ホームページに掲載された記事(本文テキストとカラー図版一点からなる) のうちテキスト部分(500字程度)を掲載します。掲載は、原則として主に国内の研究機関において行われた研究で、論文の筆頭著者が生理学会員であること が条件となります。また、記事の著者はその論文の筆頭著者および責任著者とします。

*入稿テンプレート・記入要項がありますので事務局に問い合わせください。

VI. EDUCATION

本ページは学部学生、大学院生、ポスドク、教員などを対象に、生理学教育に関する取り組みや意見を紹介することを目的としています。皆様のご投稿をお待ちしています。原稿はWeb(日本生理学会ホームページ)上にも掲載されます。原稿は刷り上がり2ページを目安とします(総字数3000字)。表紙には所属、氏名 (ふりがなも)、本文の総文字数を記入してください。図・写真も可能ですが誌面はモノクロ印刷となることにご留意ください(カラー図譜が必須な場合はご相 談ください)。定義不要の略語は日本生理学雑誌投稿規定をご参照ください。原稿(Word)および図(PDF, powerpointなど)のファイルをメールに添付して下さい。

Appendix 単位と冪数

物理量 単位名 記号
面積 平方メートル m2
長さ メートル m
時間 d
時間 h
min
s
ミリ秒 ms
マイクロ秒 μs
容積 リットル l
重量 グラム g
キログラム kg
ミリグラム mg
マイクログラム μg
ナノグラム ng
ピコグラム pg
重力加速度 ×g
エネルギー ジュール J
電荷 クーロン C
電位差 ボルト V
電気抵抗 オーム Ω
コンダクタンス シーメンス S
電気容量 ファラッド F
インダクタンス ヘンリー H
周波数 ヘルツ Hz
ニュートン N
照度 ルックス lx
luminous flux ルーメン lm
磁力 ウェーバー Wb
magnetic induction テスラ T
モル濃度 モラー M
molecular weight モル mol
分子量 ダルトン Da
パスカル Pa
power ワット W
radioactivity ベクレル Bq
音圧 デシベル dB
単位名 記号
キロ k 103
メガ M 106
ギガ G 109
テラ T 1012
デシ d 10-1
センチ c 10-2
ミリ m 10-3
マイクロ μ 10-6
ナノ n 10-9
ピコ p 10-12
フェムト f 10-15