第26回 細胞と分子生理の集い・上皮膜研究グループ合同ディナーの報告

平成15年3月24日から26日までの3日間、第80回日本生理学会大会が福岡で開催され、恒例の細胞と分子生理の集い・上皮膜研究グループ合同ディナーが、3月24日(月)午後7時から、福岡ガーデンパレス(ガーデンホール)で大阪医科大学生理学教室の窪田を世話人として行なった。

会は、 (1)平成14年度細胞と分子生理の集い・上皮膜研究グループJJP優秀論文賞の発表と表彰、
(2)論文第一著者による受賞論文の紹介、
(3)乾杯のご発声、
(4)ディナーと歓談、
(5)各参加教室の若手研究者の紹介、
(6)次回の開催予告、
(7)年長参加者の挨拶、最後に窪田の閉会の挨拶で午後9時にお開きとなった。
(8)変更:次回の第27回分子生理の集い・上皮膜研究グループ合同ディナーは諸般の事情により、弘前大学医学部第二生理学教室の泉井 亮 教授の世話で開催予定と変更になりました。

(1、2)JJP賞については、10編のnominateがあり、10名の審査員による投票の結果、岩手医科大学第二生理学教室の平野順子先生の論文(Modulation of the Ca2+-activated large conductance K+ channel by intracellular pH in human renal proximal tubule cells: 52:267-276, 2002)に決まった。
(3)静岡県立大学生理学教室の鈴木裕一教授による乾杯の音頭で立食パーティーが始まった。
(4、5)歓談中、若い研究者の紹介をして欲しいとの要望があり、北から順番に比較的若い研究者に、簡単な自己紹介をしていただいた。
(6)次回、大会は札幌で行われるが、第27回分子生理の集い・上皮膜研究グループ合同ディナーは岩手医科大学の第二生理学教室の久保川学教授の世話で開催予定となった。多数の新メンバーの参加呼び掛けに努力するよう会場から要請があった。
(7)岡崎生理研の岡田泰伸教授が挨拶をされ、この会が伝統ある会で、非常に多くのメンバーよりなること、にもかかわらずJJPへの投稿数が少ないこと;科研費に応募すること;この会を作られた諸先輩をこの会に呼んで欲しいことなどを話された。

平成15年3月27日
(文責、大阪医大第二生理:窪田隆裕)