平成17年度 選挙管理委員会報告

日本生理学会選挙管理委員
委員長:  川上 順子
委 員:   岩田 幸一、高松 研

1.平成19年度科学研究費補助金の審査委員候補者選

経過

  • 平成17年12月26日:常任幹事へ被選挙者の選出依頼(メールにて)。投票は、メールにて行われ、事務局でアドレス部分を切り反して無記名投票とした。
  • 平成18年1月11日:選挙管理委員による常任幹事の投票を開票(岩田幸一、高松研、川上順子,生理学会事務局)
  • 平成18年1月16日:常任幹事により選出された候補者一覧表から評議委員投票依頼。今回は、分野を越えて複数の分野へ投票可能とする。
  • 平成18年1月16日:同時に常任幹事の投票も各地域評議委員へ依頼する。
  • 平成18年2月14日:選挙管理委員による評議委員の投票を開票(岩田幸一、高松研、川上順子、生理学会事務局)

常任幹事への投票依頼の書式

1) 委員候補者数

分科 細目 第一段審査 第二段審査
生理 生理学一般 15
} 10
環境生理学
(含体力医学・栄養生理学)
9
神経科学 神経生理学 9
(含脳科学) 神経・筋肉生理学 } 5
筋肉生理学 9
生物科学 生物物理学 5 5

2) 選出の対象者
評議員全員

3) 投票方法と選出する人数
第1段審査委員候補の投票は5つの細目および亜細目すべて、第2段審査委員候補の投票は3つの分科すべてについて番号と名前を記入してください(やむをえず一部の細目、亜細目、分科にのみ記入された場合にも無効にはなりません)。
番号とお名前が食違った場合は名前を優先させる。

4) その他

  1. 投票 期間が短いので電子メールによる投票を行います。開票時には事務局の責任で電子メールアドレスを切り離し無記名として扱います。
  2. なるべく重複を避ける方向で投票をお願い致します。
  3. 3開票は選挙管理委員会が行い、上位から推薦すべき人数の約1.5倍の候補者を評議員の投票にかけ、その投票により上位から推薦数の者を日本学術振興会に推薦します。

5) 提出期限 : 平成18年1月10日(火)(厳守)

評議委員への投票依頼

常任幹事投票で出された候補者名簿を分野別に投票用紙の色を変えて印刷し、○印をつけて投票する方式を採用。今回は、分野を越えて複数の分野に投票できることとした。

投票結果

一段:生理学一般10名、環境生理学6名、神経生理学9名、筋肉生理学11名、生物物理学5名。
二段:基礎医学15名、神経科学5名、生物科学5名を選出。
これらの名簿と、今回新規に選出された入來篤史、木村 實、本間生夫、持田澄子の先生方のデーター登録をした。

総括

(1) 分野を越えて複数の投票を可能にしたことで、投票数が大幅に増大した。細目別での最低投票数は127票、選抜個人の得票数は最低で46票となり、批評に耐える得点数となった。
(2) 分野を越えて複数の投票を可能にしたことで、返信用封筒が小さすぎ、入りにくかった。
(3) 投票の時間が短かった。もう少し早く準備を行うほうが良いが常任幹事会が終わった後とすると、この時期になってしまう。
(4) 投票率は変わらず30%程度であり改善がない。投票までの時間が短いためか、常任幹事の投票率も100%にはならず、改善が望まれる。
(5) 開票作業は、現在手仕事であるが、会長選挙がこれに加わることになるのであれば、Web上での投票やカードリーダー等方法を考慮すべきと思われる。

2.常任幹事の改選

平成17年度で任期が終了する常任幹事の改選を同時に行った。北海道1名、東北1名、関東2名、東京2名、中部3名、近畿2名、中国四国1名、九州2名を選出することとなった。平成18年度より東京の定員が1名減少した。

総括

(1) 投票数が少なく、さらに得票がばらつくために選出者の得票数が少ない。(2) 得票数同数の場合の規程が曖昧であるため、其の改変を求めた。第83回生理学会において、付則に「同数の時は会長が判断する」に改変された。

平成18年3月
日本生理学会選挙管理委員会委員長
川上 順子