平成23年日本生理学会第2回常任幹事会議事録

日時
平成23年3月27日(日)16:00~17:00
場所
東京慈恵会医科大学(高木会館5F B会議室)

議題

1.次期会長の選出

岡田会長より、次期会長に栗原敏先生を選出することが述べられ、満場一致で承認された。
続いて栗原次期会長より、大会の運営、FAOPS2019招致、会員の減少等の問題はあるが、学会本来の目的である学術研究の進歩をはかり、内容を充実させ、多くの委員会があるので色々なアイディアを出し合い、実行していくことが重要。ぜひ皆様のご協力をいただきたいと挨拶があった。

2.東北地方被災者への支援取組について

義援金について

  1. 懇親会費を返金せずに義援金に充てる
    懇親会費とは切り分けて、学会なり大会なりが義援金を募った方がよいのではという意見が出た。
  2. 学会として義援金を募るか、大会として募るか
    今回は解剖学会と合同であり、解剖学会に同意してもらわないといけないので生理学会として義援金を募った方がよいとの意見がでた。
  3. 義援金の対象として生理学研究室へ送るのは可能か
    ある大学には支援が行って、ある大学には行かない等、不平等が生じるのでは?
  4. どういう支援をしていくか

現状

(弘前大学)幸いにして建物の損壊はなかった。仙台の方では、機材の破損、動物施設、資料室などに被害があったとのこと。資料の提供をすればいいのではないか。
(自治医科大学)建物の損壊は小さかった。節電、計画停電で実験ができない状態。
外国人の大学院生の入学取りやめる人が出ている。

支援方法

  • 学生への手助けは何かできないか?
    →(教育委員会:鯉淵委員長)早急に教育委員会を開き、情報収集を行う。
  • もう少し状況が落ち着いてから、何が必要かを聞いて支援を行った方がいい。

情報提供

  • 原発の問題で放射能による健康被害に関して、生理学会のホームページを見る人もいると思われるので、関連のホームページへリンクを貼るなどの対応をした方がいい。

岡田会長より、生理学会として被災した研究者への支援また被災地支援を目的として、義援金の口座を開き、義援金を募るという事にするというのはどうかとの提案が出され、
承認となった。