2011年度編集・広報委員会議事録

2012年3月28日

2011年度 編集・広報委員会議事録 

日時: 2012年3月28日  於 松本市 ホテルブエナビスタ

出席者: 小西真人(委員長)、上田陽一、尾野恭一、久野みゆき、小林 誠、佐藤元彦、相馬義郎、多久和典子、村山 尚、毛利 聡、渡辺 賢

議題(審議・報告):

1.メンバー交代

2012年度からの新メンバーを委員から推薦した。専門分野、地区などを勘案の上、心当たりの先生に声をかけることとなった。

2.日本生理学会雑誌に発表するサイエンス論文は、利益相反について明記することになる。

3.日本生理学会雑誌のEBSCO収載が決定

目次が英訳され、本文は紙面のまま収載される。インターナショナルに発信したい場合は英語表記を併記する。

4.学会事務局の業務を外部に移転することが検討されており、総会で決定される予定。

以上、2,3,4は会員に周知することが必要である。

5.日本生理学会雑誌

  1. 発行形態: 2012年から奇数月の隔月刊となっている。
    サイズは現在B5版だが、JPSや他学会雑誌ではA4版化が進んでいるので、今後、A4版への移行について検討していく。
  2. 表紙:ポスターの図の掲載を復活させる。各号1題で1年分なので6題が必要となる。第89回松本大会のポスターから予備を含めて7-8題程度選定して発表者に依頼する。表紙はカラーが望ましい。
  3. コンテンツ
    1. 継続するコンテンツ
      Vision: 岡田泰伸先生(その3)、栗原 敏新会長、小西 真人先生
      Opinion: 早石 修先生、伊藤正男先生、大槻磐男先生、小川靖男先生、廣重 力先生、富田忠雄先生、宮崎俊一先生、香川靖雄先生など(小西先生から御依頼いただく)

      • 以上2項目は、職位・研究歴・年齢に関係なく、広く原稿を受け付ける。依頼原稿は生理学会員でなくとも可。
      • Vision, Opinionというタイトルは身構えがちなので、これに替る親しみやすい雰囲気のタイトルがあれば変更の可能性もあり、要検討。(ちなみに、生化学会雑誌では「atmosphere」、日薬理誌では「Agora」、生物物理では「巻頭言」)
      • 上記に例として挙げられた大御所の先生方には、その時歴史が動いた瞬間の前後の消息をお書き頂くシリーズとし、将来、書籍として編纂することも視野に入れる。

      Science Topics: 筆頭著者は生理学会員とする(学会員でない場合は、この機会に入会していただく)。研究の背景が専門外の人にもわかりやすいように、また、サイエンスの内容を充実させた原稿を掲載(~1200字)。図表1個まで(オリジナルと同一ではないものとして著作権の問題を回避)、reference 5個まで(first authorのみ、タイトルなし)。本文のスペースが少ないので、タイトルを小さめにすることを検討する。
      Awards: 大会の学会各賞のほか、ポスター賞、グループディナー(GD)賞、地方会賞などが対象候補。Awardsが一体どれだけあるのか、まずは具体的にリストを作成する。賞によって重みづけを加え、大きな賞は経歴などを加えて大きく扱う方針とする。
      Afternoon Tea: 従来どおり。著者は生理学会員とする。
      Education: 教育委員会に企画・編集していただく。久野先生から教育委員会へお願いしていただく。
      若手のページ:小西先生から、以前より温めていた企画として提案があった。若手の会の先生に編集・広報委員会に入っていただき、企画・編集していただくコーナーとする方向で検討する。
      Calendar: 発行時点で古くならない学会・セミナーなどの情報とする。
      Profile: 各委員が地区内の新任教授就任情報を収集して委員会に伝える。
      Book Review: 従来どおり。
      Abstracts: 地方会抄録は英文タイトルを併記可とする(EBSCO収載によりインターナショナルにアクセス可能となるため)

    2. 中止するコンテンツ
      Information HPのみにて新鮮な情報を提供する。
      Hello PSJ 原稿が集まらないので中止とする(ただし、原稿が有れば掲載も可)。
    3. 新企画
      1. 学会シンポジウムのオーガナイザーにとりまとめと全体の解説を依頼し、シンポジストに発表内容を原則として日本語で解説していただく(800~1200字、reference含む)。研究の背景・意義が専門外の人にもわかりやすいように、記述をお願いする。図表1個まで、reference 5個まで(first authorのみ、タイトルなし)。招待講演の場合は生理学会員でなくとも可。今大会は予め周知していないので、強制はしない。
      2. 学会、大会の各賞受賞者にシンポジスト(上記)と同様な形式で受賞内容について記述してもらうことも検討する。
      3. 座談会あるいはインタビュー形式での記事の企画が提案された。現在の巻頭言やオピニオンは多少固すぎるので、もう少し平易に読めるコンテンツの一つとしての位置づけである。ただし、テープ起こしなど実際の作業負担も検討することが必要である。