サイエンスカフェ 「身体と機械の境界 – Man Machine Interface -」

日程
2008/9/14(日)
会場
東京大学駒場キャンパス ファカルティーハウス内セミナー室
連絡先
日本生理学会若手の会 代表 篠田 陽
締切
チケット代金 1000円(フリードリンク)※アルコールは別途

パネリスト
雨宮智浩先生 NTT コミュニケーション科学基礎研究所(情報科学・自然科学者)
植原亮先生  東京大学(脳神経倫理学・哲学者)
櫻井圭記先生 Production-IG(攻殻機動隊など脚本家)

 近年の人間工学やロボット技術の進展は、自由度の高い義手や義足といった、身体機能を代行する装置をもたらしました。しかし、それだけではありません。パワースーツや遠隔操作ロボットアーム、拡張現実用のヘッドマウントディスプレイのように身体機能を拡張する装置の実現と商品化が目の前のものとなっています。今後は介護や補助の用途を超えて、一般の人々も日常生活で当たり前に、その利便性を享受するようになるでしょう。そのとき、私たちの世界はどのようになるのでしょうか?

― 私たちは、身体と機械との間にある境界に注目することになるでしょう ―

例えば、既にSFの世界では、この問題を詳細に取り上げた作品が幾つも存在します。鋭い人々は既に、このような身体性の問題に気づいているのかもしれません。今回のテーマは、人間と機械をつなぐ技術であるMMI(Man-Machine Interface)やBMI(Brain-Machine Interface)といった最先端の技術がもたらす利便性と問題点、それにかかる身体性問題、とバラエティに富んだ内容を含みます。そこで私たちは自然科学、哲学、SFアニメーションといった3つの分野から、第一線で活躍されているパネリストをお招きしました。
 サイエンスカフェは、飲み物を片手にスピーカーと参加者が気楽に語り合える場です。参加にあたって特別な知識を一切必要としません。また、素朴な疑問は問題の本質を突いていることが多いので歓迎されます。
 チケットは予約制になっておりまして、定員に達し次第、順次立ち見でのご案内となりますので、あらかじめご了承下さい。多数のご来場をお待ちしております。
詳細
http://youngphys.tobiiro.jp/sciencecafe2008part2/home.html