佐々木 真理 (愛媛大学・医学系研究科・分子病態医学分野)
「新規膜電位感受性分子の発見とその意義」
第3回入澤彩賞選考の報告
入澤彩賞選考に関する業務をWPJ(生理学女性研究者の会)は生理学会より委託されています。実際の選考は選考委員(WPJ会員および非会員より構成)が行いますが、WPJとしては選考の公平性を保つため選考過程をできるだけオープンにしたいと考えています。以下に、第3回入澤彩賞の選考がどのように行われたのか、をご報告いたします。
1. 選考委員の選出
選考委員の選出においては年齢層が偏らないように注意し、11名の応募者のそれぞれの研究分野に比較的近い人を含む女性研究者5名(WPJ会員2名、非会員3名)に選考委員をお願いしました。そして、応募者の提出した申請書一式を選考委員に郵送し選考を依頼しました。
2. 選考委員会による選考の流れ
選考委員会では次の手順で選考が行われました。最初に、各選考委員が申請書に目を通し1~4位まで順位付けし、その推薦理由などを添えて提出し、次に各選考委員の順位がポイント化され上位2名が選ばれ、最後に各選考委員が上位2名のどちらかを選び、多数決で決定されました。
3. 受賞者の決定
選考委員長より選考結果が報告され、WPJ運営委員会はそれを承認し、受賞者が決定されました。
以上が第3回入澤彩賞受賞者が決定されるまでの経緯です。選考委員および入澤彩賞に応募・推薦して下さった方々、その他関係者の方々に心よりお礼申し上げます。
WPJ運営委員長 少作隆子