2025年度 第16回 入澤彩記念女性生理学者奨励賞(入澤彩賞・中堅枠)

高柳 友紀 (Yuki      Takayanagi)
自治医科大学 医学部 生理学講座 神経脳生理学部門


2025年度 入澤彩記念女性生理学奨励賞(入澤彩賞)中堅枠 審査報告

入澤彩賞中堅枠として、「学位取得後16年以上」で3年以上の正会員歴を有する生理学会会員を対象に募集を行ったところ、6名の応募者があった。申請者の研究分野に合わせ、男性3名、女性4名の7名の審査員を選定した。

【審査結果】
審査には、以下の事柄を、それそれの候補に対して評価した。
1)独創的な研究であるか、研究業績は良好か。
2)ライフ・ワークバランスを上手に取って研究してきたか。
3)社会貢献、学会活動等社会に対して貢献してきた。

上記の3項目に関して、各審査委員は、それぞれ(1)を50%、(2)を30%、(3)を20%の比重にして100点満点で総合点を付け、それを基に総合順位を付けた。

審査員7名の評価を取りまとめた結果、
高柳 友紀 氏(自治医科大学)を1位に判定した委員は4人、2位が3人となり、各委員から、高い評価を受けた。総合での平均順位は1.4位)、総合点81.6点(1位)となった。

したがって、審査員によるメールでの最終審議の結果、1、2位獲得数および総合点共に1位であった高柳  友紀氏を受賞者として決定することについて全員が同意した。

高柳 友紀 氏は、育児や介護などの様々なライフイベントを経験しながらも、オキシトシンと社会性行動、その発達段階での影響に関する重要な研究成果を上げ、分野発展に貢献しており、学生の学生支援やキャリア支援を務めるなど社会貢献度も高いことが評価された。

入澤彩賞運営委員会 審査とりまとめ役
筑波大学 医学医療系 小金澤 禎史
委員長 荒田 晶子