事業の趣旨
我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるためには、創造性に富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援していく必要があります。この趣旨から日本学術振興会は、平成16年度に日本学術振興会賞を創設しました。 対象分野 人文学、社会科学及び自然科学の全分野です。
受賞条件
国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れた成果を上げたと認められる者のうち、当該年度の4月1日現在以下の条件を満たす者です。
(1) 45歳未満
(2) 博士の学位を取得(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む。)
(3) 外国人の場合は推薦時点において我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属しており、今後も継続して我が国で研究活動を予定していること(なお、日本国籍を有する者の場合はこの条件を問いません。)
推薦権者
(1) 我が国の大学等研究機関または学協会の長
(2) 優れた研究実績を有する我が国の学術研究者
選考方法
日本学術振興会に設置する審査会において選考します。
受付期間
平成28年4月11日(月)~13日(水)17:00(必着)
授賞等
授賞数は毎年度25件程度とし、受賞者には、副賞として研究奨励金110万円を贈呈します。
また、日本学術振興会賞受賞者の中から特に優れた者6名以内に、日本学士院学術奨励賞が授与されます。
授賞式は日本学士院を会場として行います。