日本ユネスコ国内委員会との協力のもと11月16日より、2016年「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」と、「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞―特別賞」の募集を開始いたしました。
●日本奨励賞は、将来を担う日本の若手女性科学者が、国内の教育・研究機関において今後も研究活動を継続できるよう、奨励することを目的としております。 これまでに40名の女性科学者が受賞し、受賞以降も国内外で研究をはじめ、結婚・出産、次世代の育成など多様なキャリアを切り拓いています。
生命科学、物質科学の分野で、博士後期課程に在籍あるいは、博士後期課程に進学予定の若手女性科学者を対象に、各分野からそれぞれ原則1年2件(2名)、計4件(4名)を選考し、受賞者に賞状および、奨学金100万円を贈呈します。また、ロレアルグループ本社(パリ)が主催する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞―国際新人賞」の2017年度の候補者として2016年度 日本奨励賞の受賞者から1名を選考委員会が選出します。 各国から選出された候補者から、生命科学、物理、化学、工学、数学の分野で世界的に評価されるトップ15名の若手女性科学者に賞金約200万円が贈呈されます。
●特別賞は、公募にて自薦・他薦ともに可能となっており、科学をはじめ教育の分野への夢と希望を多くの人々に与えるとともに、社会的発信力があり、若い女性へのロールモデルとなる個人または企業・団体・学校を表彰します。これまで、東北大学「サイエンス・エンジェル」(2011)、茨城県立水戸第二高等学校(2012)、WHO(世界保健機関)メディカルオフィサー・進藤奈邦子氏(2014)、国連WFP日本大使・知花くらら氏(2015)が受賞しております。
詳細は、下記「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞 / 特別賞」の募集概要ページをご覧ください。