京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻 教員募集について

このたび、京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻では教員を募集することになりました。

1. 募集概要
本研究科応用生命科学専攻では、人類が直面しているさまざまな生命科学分野の課題に取組み、人類福祉の向上と地球環境保全のための新技術の開発を目的とした研究と教育を行っています。その中で、大学院・動物機能科学科目群および農学食科学部 農学生命科学科に所属する動物機能学専門種目では、ヒトを含む動物の生理学を個体レベルで深く探究し、農学と医学・健康科学のさらなる融合を促進することを目指し、教育・研究活動の発展を推進しています。動物体内における多器官・多組織間の連携を解明し、食物や食環境がこれら多臓器連携システムを介してどのような生理機能を調節しているのかを、最新の生理学・組織学・生化学・分子生物学的手法を駆使して研究することで、動物機能学が農学生命科学を基盤として食料生産の革新と人類福祉の向上の双方に貢献する学際的分野として進化することを目指しています。このたび、動物機能学専門種目の教育・研究を担当していただける教員を募集します。

2. 職名および人員 :講師 1名

3. 所属      :生命環境科学研究科応用生命科学専攻

4. 専門種目    :動物機能学

5. 担当授業科目
大学院: [博士前期課程] 動物機能学特論II、動物機能学演習(分担)、動物機能学実験(分担)など
学部: 動物生理学II、生命科学講話(分担)、基礎生物学II(分担)、新入生ゼミナール(分担)、生物学実験および同実験法(分担)、農学生命科学基礎実験・実習II(分担)、農学生命科学専門実験III(分担)、科学英語II(分担)、専攻科目演習(分担)、専攻科目実験(分担)、卒業論文(分担)など

6. 応募要件(以下のすべてに該当すること)
1) 実験動物を用いた個体レベルでの生理学研究と、それを支える組織学・生化学・分子生物学等の手法に関する該博な知識および十分な研究実績を有すること
2)農学生命科学と医学・健康科学の融合を推進し、新たな研究領域の構築に貢献する能力を有する者
3) 大学院応用生命科学専攻および農学生命科学科の理念と目標を理解し、教育、研究、大学運営等に対して意欲を有すること
4) 外部からの資金(特に競争的資金)の調達および研究成果の国際的な発信に積極的であること
5) 博士の学位を有すること
6) 大学院博士前期課程の教育・研究指導ができること
7) 産学官(公)連携の参画に積極的であること
8)高大連携に積極的であること
9)採用後は、本学への通勤に支障のない距離圏内に居住できること

7. 着任時期 :令和8年4月1日(予定)

8. 応募書類(A4縦おき、横書き):
1)履歴書
(1) 写真貼付(縦4 ㎝, 横3 ㎝)、氏名(ふりがな)、生年月日、現住所、連絡先住所、電話番号、e-mailアドレス、高等学校卒業以降の学歴ならびに職歴・教育歴、資格・賞罰
(2) 学会活動(所属学会名、役職名など)
(3) 社会活動(嘱託、役員、委員の名称などとその在職期間)
2)研究業績関連資料
(1) 現在までの研究概要(2,000字程度、研究業績目録番号を引用してください)
(2) 研究業績目録
①博士学位論文、②原著論文(筆頭または責任著者である論文には○印を付けてください)、③総説・著書、④その他刊行物、⑤特許など、⑥外部からの研究費等の獲得状況
3)主要論文(5編以内)の別刷り各5部(コピー可)
4)着任後の研究・教育に関する構想と抱負(2,000字程度)
5)本人について照会することのできる方2名の氏名と連絡先
なお、応募書類は返却しません。選考終了後当方で責任をもって処分します。

9. 選考方法
選考委員会で審議選考し、専攻教授会、研究科教授会の議を経て候補者を決定します。選考の最終過程で、すべての原著論文の別刷り(コピー可)の送付および面接やセミナーなどをお願いすることがあります。その際の旅費等は自己負担していただくことになります。

10. 応募締め切り :令和7年11月14日必着

11. 応募方法、送付先および問い合わせ先
1)応募方法
書留郵便または宅配便などの配達記録の残る方法に限ります。表に「教員応募書類(動物機能学)」と朱書きしてください。
2)送付先
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
京都府立大学 大学院生命環境科学研究科 応用生命科学専攻
動物機能学教員選考委員会
3)問い合わせ先
京都府立大学大学院生命環境科学研究科応用生命科学専攻
農学食科学部 農学生命科学科 主任 津下 誠治
e-mail:s_tsuge@kpu.ac.jp

12.備考 京都府立大学では、男女共同参画を推進しています。女性研究者の積極的な応募を期待するとともに、男女共同参画社会基本法の趣旨に則り、業績及び人物の評価において同等と認められた場合は女性を採用します。また、ライフイベント(出産・育児・介護など)の発生時に利用できる福利厚生制度を有しています。(参考ホームページ https://sankaku.kpu.ac.jp/