概要
九州大学大学院農学研究院 代謝・行動制御学研究室において、准教授(テニュアトラック)の公募が開始されました。
理論的手法やデータサイエンスの経験があり、生物リズムの実験系との融合・連携研究などに興味のある方を募集しています。詳しくは、添付をご覧ください。
JREC-IN
九州大学大学院農学研究院 代謝・行動制御学研究室において、准教授(テニュアトラック)の公募が開始されました。
理論的手法やデータサイエンスの経験があり、生物リズムの実験系との融合・連携研究などに興味のある方を募集しています。
詳しくは、添付をご覧ください。
書類提出締め切りは2024年3月26日です(応募希望のメール連絡は3月21日まで)。
関心をお持ちの方は、ご応募を検討いただければ幸いです。
質問や不明点などございましたら、遠慮なくご連絡ください。
JREC-IN
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D124011620
九州大学大学院農学研究院
当該部門,当該講座における陸圏,水圏を包括した食料資源生物の持続的安定供給のための生産技術や資源生物生存環境の保全という構想の実現のために,資源動物の生産性や付加価値の向上を図るための教育研究が不可欠です.本講座の中で,代謝・行動制御学分野は適切な飼養管理に基づく高品質な畜産物生産の重要な基盤となる動物の栄養生理学的特性およびアニマルウェルフェアに配慮した飼養管理科学,ならびに生体の飼養環境応答性を活用するための科学技術に関する教育研究を推進することを目標としています.
その中でも,当該職は以下の領域における先端的な教育研究を担当します.
1) 生物リズム機序の数理モデル化を含む理論的手法による環境応答機構の統合理解
2) データサイエンスとバイオロジーの統合による動物の生理・行動学的特性ならびにその細胞・分子メカニズムの包括的な解明
3) 生物リズムを活用した健康科学への展開等の学際的・融合的研究
当該選考は,以上の教育研究に資する人材を採用するために行うものです.
当該領域における教育研究に対する社会の要望は極めて大きく,またその推進は当該講座の将来構想とも一致します.当該職の採用は,当該部門および当該講座のみならず農学研究院および九州大学における動物飼養管理学ならびに動物生産の基盤である生命現象の環境行動生理学的解明と健康科学への応用に関する教育研究を推進し,将来構想の実現を促進するものです.
本選考委員会は,上記の1)〜3)の研究領域における卓越した研究業績を有し,先進的な教育研究を重点的に推進することにより,当該講座および九州大学の将来構想の実現に大きく寄与しうる方を求めます.
担当授業科目
(1) 大学院
・大学院修士課程
(資源生物科学専攻 動物・海洋生物科学教育コース)
動物・海洋生物科学プロジェクト演習,動物・海洋生物科学演習第一・第二,動物・ 海洋生物科学特別研究第一・第二 等
(国際コース)
Seminar in a Specified Field, Master’s Thesis Research 等
・大学院博士後期課程
(資源生物科学専攻 動物・海洋生物科学教育コース)
動物・海洋生物科学特別実験,動物・海洋生物科学特別講究,動物・海洋生物科学特別演習 等
(国際コース)
Research Training on Animal and Marine Biosciences等
(2) 学部
(動物生産科学コース)
動物飼養生体制御学Ⅰ・Ⅱ,卒業研究,動物飼養生体制御学実験 等
(国際コース)
Animal and Marine Life Science 等
なお,英語による研究指導も担当して頂きます.
当該職が担当する代謝・行動制御学分野は,家畜生体機構学分野,動物繁殖生理学分野,畜産化学分野,家畜生産生態学分野,海洋生物学分野,水産増殖学分野,水産生物環境学分野,アクアフィールド科学分野とともに動物・海洋生物科学講座を構成し,これに動物生命科学分野,水族分子発生学分野,水族発生毒性学分野を加えて動物・海洋生物科学教育コースを担当します.
今回採用する准教授(テニュアトラック)は,大学院農学研究院 資源生物科学部門 動物・海洋生物科学講座に所属し,大学院生物資源環境科学府
資源生物科学専攻 動物・海洋生物科学教育コース,および農学部生物資源環境学科 動物生産科学コース アニマルサイエンス分野担当教員となります.
職種・分野等
准教授相当・数理解析学、時間生物学、動物生理学
応募資格
博士の学位を有するとともに,上記の領域1)~3)において優れた業績と該博な識見を有し,学部および大学院担当教員として学生の教育や研究指導に熱意をもって取り組む方.
募集人員
准教授(テニュアトラック)・1名
着任時期(採用予定日)
令和6年6月1日以降の可能な限り早い時期
待遇給与等
労働条件について
(1)業務内容:九州大学大学院農学研究院における教育・研究
(2)雇用期間:テニュアトラック期間は採用日から令和11年3月31日までとなります
(3)試用期間:試用期間あり(3か月)
(4)就業場所:九州大学大学院農学研究院(福岡市西区元岡744)
(5)就業時間,休憩時間,時間外労働:専門業務型裁量労働制により7時間45分働いたものとみなされます
(6)休日:土,日,祝日,12/29~1/3,夏季休暇,年次休暇
(7)賃金:年俸制(令和2年4月1日導入の年俸制)なお,年俸額については経験等に基づき本学の関係規程により決定します
(8)加入保険:雇用保険,労災保険,健康保険,厚生年金
(9)募集者の氏名又は名称:九州大学大学院農学研究院
提出書類
提出書類(書類の(1)と(2)は下記 URL の様式を用いて作成願います)
(http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/template/)
(1) 略歴書
(2) 業績目録
Ⅰ 原著論文
・著者名,題名,掲載雑誌名,巻,号,頁もしくはDOI,発行年を記述し,最新の JCR Impact
Factorおよび被引用回数(Google Scholar)を付記すること(調査年月も明記).
・本人の氏名にアンダーラインを,本人が責任著者の場合は「*」を付すこと.
・「2.所属・専門分野」に記述した領域1)~3)ごとに分類して順に記載すること.領域が大きく重複する場合には,最も適した領域に記載し,それぞれの論文業績の最後にその旨を記載すること[記載例:領域2)にも密接に関連する].また、いずれの領域にも該当しない場合には,4)その他の領域」として記載すること.
・発行年の新しいものから記述すること.
・(ⅰ)査読付き雑誌,(ⅱ)査読なし雑誌,(ⅲ)その他,で区分して記載すること.
Ⅱ 著書(著者名,題名,発行所,頁,発行年)
Ⅲ 総説・解説等( I の原著論文と同様に記載をすること)
Ⅳ 特許(発明者名,発明の名称,特許番号もしくは特許出願番号,特許登録もしくは特許出願年月)
Ⅴ 学会での受賞(受賞者名,賞の名称,受賞内容,学会名,受賞年月)
Ⅵ 国際学会・国内学会等招待講演(講演者名,講演題目,講演学会名,講演年月)
Ⅶ 外部資金導入実績[名称,研究課題名,期間,金額(総額および配分額),代表・分担の別を記す.また,公的競争的資金,それ以外の競争的資金,その他の外部資金に分けて記載すること]
Ⅷ 教育実績(担当授業科目,学位(博士)論文審査実績(主査・副査担当数)等)
IX 社会貢献等の実績
Ⅹ データベースのURL(応募者の情報が掲載されているResearchmapおよびScopusのURL),研究者番号
XI その他(資格等)
(3) 主要論文(第一著者、または責任著者に限る)のPDFファイル(5編以内)
(4) これまでの研究の概要と今後の研究に対する抱負(1,500字以内)
(5) これまでの教育の実績と今後の教育に対する抱負(1,500字以内)
教育実績のない場合,今後の教育に対する抱負
(6) その他
応募者の教育・研究等について問い合わせできる方3名の氏名および連絡先(メールアドレスを含む)を記載すること.後日,推薦書の送付を依頼する場合があります.
応募締め切り
事前登録締切日:令和6年3月21日(木) 17:00(日本標準時)
提出書類アップロード締切日:令和6年3月26日(火) 17:00(日本標準時)
応募書類送付先、問い合わせ先
上記の提出書類 (1)から(6)のWordおよびPDF形式の電子ファイルを提出してください
[(3)はPDF形式のみ].全てのファイル名には氏名を明記し,全ファイルをzip形式でまとめて提出してください.
応募の事前登録と提出書類のアップロード方法
(1)事前登録:下記の書類提出に関する連絡先(事務局)*
に,応募する旨のメールを令和6年3月21日(木)の17:00(日本標準時)までに送信してください(メールのタイトルを“九州大学代謝・行動制御学分野准教授応募-応募者氏名”としてください).提出書類のアップロード先(九州大学ファイル共有システム Proself)のURL を返信します.
(2)提出書類のアップロード方法:返信メール内のリンクを開き,ファイルをドラッグ&ドロップし,アップロードをクリックすると,提出となります.Proselfには,提出書類を提出締切日までにアップロードしてください.アップロード後は,提出した旨を事務局宛にメールで連絡してください.提出ファイルの受け取りの確認をメールでご連絡します.
*書類提出に関する連絡先(事務局)
九州大学 代謝・行動制御学分野 准教授候補者選考委員会事務局:
E-mail:metab_behav_senkou@agr.kyushu-u.ac.jp
備考、その他
その他
(1)「テニュア審査における評価基準」および「卓越した成果・業績を上げた場合の教授への昇任基準」に関しては,上記「12.公募に関する問い合わせ先」にお問い合せ下さい.
(2)九州大学では,男女共同参画社会基本法(平成11 年法律第78 号)の精神に則り,教員の選考を行います.
(3)九州大学では「障害者基本法(昭和45 年法律第84 号)」,「障害者の雇用の促進等関する法律(昭和35 年法律第123
号)」及び「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25 年法律第65 号)」の趣旨に則り,教員の選考を行います.
(4)九州大学では,平成29 年7 月より配偶者帯同雇用制度を導入しています.
(5)過去に学生に対するセクシャルハラスメントを含む性暴力等を原因として懲戒処分等を受けた場合には、処分の内容及びその具体的な事由を履歴書等に必ず記載願います。虚偽の記載があった場合には、採用取消や懲戒処分等の対象となることがあります。
(6)本研究院,学府,学部等の教育研究概要等は,ホームページを参照してください. (https://www.agr.kyushu-u.ac.jp)
(7)送付されたデータは選考以外の目的には使用しません.
(8)給与等についての規定および労働条件,その他勤務に関する詳細についての問い合わせ先:
国立大学法人九州大学職員給与規定:
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/information/rule/rulebook/pdf/2635/1/2004syuki014.pdf)
国立大学法人九州大学年俸制給与(教育職基本年俸)の適用に関する細則:
(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/university/information/rule/rulebook/pdf/2707/1/2019syuki042.pdf)
問い合わせ先:九州大学農学部等総務課庶務係 電話: 092-802-4505