浜松医科大学医学部医学科 神経生理学講座 特任助教 募集要項

勤 務 先

名  称 ● 国立大学法人浜松医科大学

所 在 地 ● 〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山一丁目20番1号

要  項

職  種 ● 特任助教(神経生理学講座)  1 名

職務内容 ● 神経生理学講座(教授:福田敦夫)ではCl-ホメオダイナミクス・GABAモーダルシフトに基づいた神経回路機能の発達・可塑性とその病態に関する研究を電気生理学的手法(パッチクランプ、誘発電位等)、分子生物学的手法(遺伝子改変動物、インビボ・インビトロ発現系等)、光学的測定法(高速共焦点、2光子顕微鏡等)を用いて行っています。 今回発足した新学術領域「オシロロジー(南部篤代表)」の計画研究「A01 細胞発振現象と集団発振のモーダルシフト(福田敦夫代表)」では、膜電位の高周波振動から細胞内Ca2+振動へのモーダルシフト、神経細胞の発振から細胞集団の発振へのリクルートメント、さらに神経回路間の同期から、γ振動など脳波の律動成分となる過程をCl-ホメオダイナミクス仮説に基づいてネットワーク病態モデルを用いて解析し、マルチモーダルGABAの視点で、発達を含めた多次元・多階層のモーダルシフトを明らかにし、他の発振現象探索グループや数理モデル化グループ、介入操作グループと作業仮説を共有することを目的としています。具体的には、発達やてんかんなどの病態のモデル動物における、脳波のγ帯成分の解析、脳スライス標本での細胞内Ca2+振動、シナプス後電流、細胞発火の解析から、発振のモダリティ(Ca2+、膜電流ノイズ、シナプス電流など)と発振の階層(分子、細胞、回路、脳領域)モードのシフトとCl-ホメオダイナミクスとの関連を評価することになります。要件としてインビトロやインビボでの電気生理(パッチクランプ、ユニット記録、脳波など)やイメージング(細胞内Ca2+、膜電位)など、少なくともいずれかの研究技法の経験が望まれます。

選考方法 ●書類選考(一次)のうえ、面接・セミナー(二次)

応募資格 ● 博士の学位を取得している者または博士の学位を着任までに取得見込みの者.

応募書類 ● 履歴書(本学指定様式) 1部

推薦書 1部

研究実績概要と今後の抱負(A4、2枚程度、習得技術についても記載)1部

研究業績(論文・学会発表・研究費)1部

応募締切 ●随時受け付け

採用予定時期 ● 随時(応相談)

待  遇

身  分 ● 国立大学法人浜松医科大学特任助教(任期付特任教員:~平成31年3月)(常勤)

給  与 ● 年俸制 500万円程度 (文部科学省共済組合健康保険・厚生年金・年金払い退職給付・共済積立貯金等含む。各月年俸額の12 分の1ずつ支給) 手当/通勤(上限55,000円)、超過勤務等 ※状況により変動する可能性あり。

福利厚生等● 職員宿舎、保育所、宿泊所、食堂

勤務時間

勤務時間 ● 裁量労働制

休  暇 ● 年次休暇20日、特別休暇(夏季休暇、結婚休暇、産前産後休暇 他)

(応募書類送付先・研究内容に関する問い合わせ)

〒431-3192 浜松市東区半田山1丁目20番1号

浜松医科大学神経生理学講座 福田敦夫

E-mail: axfukuda@hama-med.ac.jp,☎053-435-2244

(給与処遇等事務手続きに関する問い合わせ)

浜松医科大学人事課任用係 大隅孝文

☎053-435-2117、E-mail: ssn@hama-med.ac.jp