日本生理学会では東日本大震災義援金を原資として以下の様に東北地方会賞を創設し、また、学会費の支援を行うことになりました。皆様の応募をお願い致します。
(1)地方会賞の新設について
大学院生、ポスドクなどの若手研究者の地方会における積極的な活動を促進するとともに、学部学生の研究マインドをはぐくむことを目的とする。これにより東北日本における生理科学研究の活性化が図られ、2011年の震災からの復興を促進することが期待される。
東北日本生理科学奨励賞 (Promotion Award of the Northeastern Japan Physiological Science for Young Investigators)
東北日本において、独創的、萌芽的な基礎研究または応用研究を行っている若手研究者(4月1日付で35歳未満)を奨励する。応募条件は、生理学会会員(登録中を含む)であり、かつ、東北に赴任して3年以上であること、あるいは、東北を拠点とした研究活動を3年以上継続して行っていること。
各年度3名以内(うち1名以上は女性とする)
賞金:3万円
東北日本生理科学有志賞 (Promotion Award of the Northeastern Japan Physiological Science for Junior Investigators)
東北日本の大学、高等学校、高等専門学校などに所属し、独創的、萌芽的な基礎研究または応用研究を行っている学生を奨励する。
各年度3名以内
賞金:1万円
選考:日本生理学会地方会にて行う。
(2)学部学生などの学会費の支援
東北日本の大学、高等学校、高等専門学校などに所属し、日本生理学会大会、東北生理談話会などにおいて演題発表する場合に限り、当該年度の日本生理学会年会費を半額補助する。
※対象を臨床、コメディカル、エンジニアリング、民間などに広げるため、「生理科学」とした。
※有志賞については特に高校生を含めた学生や高校、高専の教員からの応募も期待する。
※地域的にもボーダーレスとする目的で、「東北日本」とした。したがって、岩手、宮城、福島の被災3県に限定しない。
締め切り、申請様式、受付や選考手続きについては地方会のほうで行う予定です。
詳細については、後日お知らせいたします。
