1.研究助成の趣旨
(1) バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究
(2) バイオ技術を基盤とするゲノム機能/病態解析に関する研究
(3) 免疫/アレルギー/炎症の治療ならびに制御に関する研究
(4) 循環器/血液疾患の病態解析/治療制御に関する研究
(5) 創薬・創剤の基盤に関する研究
(6) 創薬とその臨床応用に関する研究
上記の研究を助成し、もってわが国の医療及び国民の保健の向上に資することを目的とする。
2.研究助成の対象
[1]研究助成の対象
下記の研究対象の領域に属する研究を国内において行う研究者で満45歳未満の方。 (誕生日が昭和44年4月1日以降の方) なお、平成23年度以降の本財団研究助成金受給者は、本年度の応募受付対象と致しません。 また、学部・大学院等の学生ならびに企業所属の研究者は原則として応募受付対象と致しません
1) バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究
(多能性幹細胞、免疫/幹細胞治療、移植、再生医療、遺伝子治療、分子標的治療等の研究)
2) バイオ技術を基盤とするゲノム機能/病態解析に関する研究
(ゲノムの機能、遺伝子疾患解析、疾患のエピジェネティクス、SNP解析、分子疫学等の研究)
3) 免疫/アレルギー/炎症の治療ならびに制御に関する研究
(免疫制御、アレルギー、炎症、自己免疫疾患、免疫不全、老化、サイトカイン/ケモカイン、免疫調整薬、生物学的製剤等の研究)
4) 循環器/血液疾患の病態解析/治療制御に関する研究
(心疾患、脳血管疾患、血管系疾患、血液、糖尿病、高血圧、高脂血症、メタボリックシンドローム等の研究)
5) 創薬・創剤の基盤に関する研究
(創薬標的分子の探索/機能解析/治療制御、薬物送達、薬物代謝酵素、トランスポータ-、イオンチャネル、分子イメージング等の研究)
6) 創薬とその臨床応用に関する研究
(薬物応答修飾因子の探索/機能解析、治療薬の探索/評価、医薬品の開発/評価、個別化医療、トランスレーショナルメディスン等の研究)
3.研究助成の金額
総額 2億7,000万円 研究助成金1件につき300万円と致します。
4.研究助成金交付の対象となる経費
研究に直接要する物品の購入費用、その他研究の実施に必要な費用と致します。
5.応募の方法
(1) 所定用紙に必要事項を『応募手順書』に従って記入しメールで応募申請してください。
メールにて送信頂いた申請書の内容に不備がないことを本財団事務局にて確認後、書留郵便にて申請書をお送り頂き、メール送信分と郵送の両方が到着した段階で申請は完了と致します。
(2) 大学・大学院等に所属する方は教授職以上の推薦を必要とし、一般病院等は部長職以上、公的研究機関等ではグループ長(教授同等職)以上の推薦が必要です。
なお、1推薦者は、1件に限ります。
6.応募開始および締め切り
平成26年4月1日(火)より応募受付けを開始し、平成26年6月16日(月)にてメール申請を締切、申請内容確認後の郵送による応募申請書の締切を平成26年6月20日(金)と致します。当日消印有効とします。
7.選考の方法
選考作業は本財団選考委員会が行います。
平成26年9月26日(金)に採択候補者を選考し、本財団理事会に諮り決定致します。
8.採否の通知
平成26年10月上旬までに応募者と推薦者宛に文書で通知致します。
9.研究助成金の交付
贈呈式を平成26年11月7日(金)に行い、研究助成金は11月中旬～12月中旬に交付致します。
10.研究助成金受給者の義務
(1)受給者は研究助成金の収支に関する書類を整理保管し、本財団の指定する日までに収支報告書を作成し、理事長に提出してください。
(2)受給者は定められた期日までに研究結果を理事長に書面をもって報告してください。
(3)受給者が研究結果を発表する場合は本財団の助成による旨を明記し、その写しを添付して理事長に報告してください。
11.その他
(1)受給者は申請書記載の研究内容等が「持田記念財団年報」に掲載されるほか、氏名、所属機関、研究課題名等が公表されます。
(2)受給者は平成26年11月7日(金)開催の贈呈式に必ず出席願います。
(3)申請書の個人情報は本財団の助成事業を遂行する範囲のみで利用致します。
また、提出された申請書は採択・不採択にかかわらず返却致しません。
12.申請書提出先及び問い合わせ先
公益財団法人 持田記念医学薬学振興財団 事務局
〒160-0003 東京都新宿区本塩町7番地6 四谷ワイズビル
Tel:03-3357-1282
Fax:03-3357-1264
E-mail:zaidan@mochida.co.jp
URL:http://www.mochida.co.jp/zaidan/
