千里ライフサイエンスセミナー 「ユビキチン研究の新展開:病態生理学的観点から」

日程
平成21年9月7日(月)10:00~16:10
会場
千里ライフサイエンスセンタービル 5階ライフホール
連絡先
申込先:(財)千里ライフサイエンス振興財団 セミナーZ4係
〒560-0082 大阪府豊中市新千里東町1-4-2
千里ライフサイエンスセンタービル20階
TEL:06-6873-2001 FAX:06-6873-2002
E-mail:tnb@senri-life.or.jp
備考
主催:財団法人千里ライフサイエンス振興財団
着眼点:エネルギー依存性タンパク質分解系の一部として発見されたユビキチン系は、その異常がガンや神経変性疾患などの原因になることや、ユビキチン化タンパク質を分解するプロテアソームの阻害剤が抗ガン剤として認可されているなど、関与しない生命現象が存在しないと考えられるほどに私達の身体で重要な役割を演じています。しかも、ユビキチン系はタンパク質分解の枠組みを凌駕し、多彩な様式でタンパク質の機能制御を司っていることも解ってきました。
 本セミナーでは、日本のユビキチン-プロテアソーム研究のトップランナーにユビキチン研究の最前線を紹介していただきます。
コーディネータ:東京都臨床医学総合研究所 所長代行 田中 啓二
       大阪大学大学院生命機能研究科 教授 岩井 一宏

プログラム:
1.はじめに      東京都臨床医学総合研究所 所長代行 田中 啓二
2.直鎖状ポリユビキチン化:NF-κB活性化に必須な新たなユビキチン修飾系
           大阪大学大学院生命機能研究科 教授 岩井 一宏
3.脂溶性生理活性物質によるユビキチン化制御機構
           東京大学分子細胞生物学研究所 教授 加藤 茂明
4.がんの進展とタンパク質分解
           筑波大学大学院生命環境科学研究科 教授 柳澤 純
5.超分子複合体タンパク質分解酵素プロテアソームによる生体制御
           東京大学大学院薬学系研究科 教授 村田 茂穂
6.プロテオミクスが拓くユビキチン研究の新地平:酵素_基質関係の網羅的解明にむけて
           九州大学生体防御医学研究所 教授 中山 敬一
7.おわりに      大阪大学大学院生命機能研究科 教授 岩井 一宏

参加費:無料
定員:300名
申込方法:氏名、勤務先(所属)、〒所在地、電話番号を明記の上、E-mailでお申込み下さい。事務局より受付メールを返送いたします。