生理学会員の皆様へ

内容の濃い生理学会群馬大会も終わり、桜花と新入生が新学期到来を告げる時候を迎えました。さて、本群馬大会時における常任幹事会と評議員・総会におきまして、いくつかの重要事項が決定されましたので、皆様にお知らせ致します。
1. 学会法人化:日本生理学会の社会的認知と活動内容・会計の透明化を図る目的で、会長・副会長を理事、常任幹事を社員とする「有限責任中間法人日本生理学会」と、会員全員の参加による人格なき社団法人「日本生理学会」を本年度設立することになりました。また、これとは独立して「日本生理学会大会」と「IUPS2009大会」も人格なき社団法人として設立される方向が決定されました。(詳細は法人化委員会本間生夫委員長より、皆様に文章にて説明いただく事になっています。)
2. 執行部選出方法改定:会長の選出は次回から、評議員による公選によって行い、任期は4年(再任不可)とし、会長任期満了の1年前に選出された次期会長は、常任幹事として1年間常任幹事会に出席して、会長就任に備えることとなりました。会長候補適任者の推薦は、常任幹事会によって選ばれた推薦委員による推薦委員会が行うこととなります。(詳細は将来計画委員会前田信治前委員長から、皆様に文章にて説明いただく事になっています。)
3. グループディナー賞・地方会賞の学会公認化:これまでいくつかのグループディナーで個々に、優秀な論文に対して賞を出していましたが、今後は(一定の条件が満たされている場合は)日本生理学会公認の賞とすることになりました。もし地方会でも賞を出される場合も、これに準ずることになりました。これまで出されていたそのような賞は、(場合によっては学会公認にふさわしい形で改称された上で)名称、グループ又は地方会名、選考方法、副賞の内容(副賞や賞状などの経費負担は学会では負いません)を賞選考委員会宛(日本生理学会事務所気付)でお知らせ下さい。(詳細は賞選考委員会久場健司前委員長から、皆様に文章にて説明いただく事になっています。)
以上のような大きな改革を行うこととなりました。これをステップに、日本生理学会が大きく発展しますよう、皆様と力を合わせてまいりたいと存じます。ご協力方よろしくお願い申し上げます。
2006年4月6日記