学術研究委員会議事録(H21.3.28)

出席
白尾、久保、福田、加藤(総)、八木、関野、丸中、佐々木、加藤(昌)、柚崎の各委員

欠席
少作、鍋倉、久保川(2010年大会)の各委員

報告事項

  1. メール会議での結果を受けて新規時限付き分化細目(配付資料参照)を岡田会長に提案したことが報告された。
  2. 2010年盛岡大会の準備状況について佐々木委員から、昨年12月から準備委員会を開催し、実行委員会、財務委員会を設定する予定である。プログラム委員長は久保川先生である。盛岡大会に関する内容を生理学会ホームページに5月に掲載予定である。UMINを使った演題登録を予定しているが、Keywordについてはシンポジウムと連動したものにしたい旨が報告された。
  3. 2009年京都大会について下記のことについて丸中委員から報告された。総会は7月29日ルームAで開催予定。同時にランチョンセミナーが3つ計画されているので、総会でも弁当を出せるようにしたい。奨励賞は授賞式のみ行う予定である。

審議事項

2010年盛岡大会拡大プログラム委員会について

生理学会各種委員会委員長を含めた拡大プログラム委員会を4月中のなるべく早い時期に盛岡で開催し、特別講演、named lecture、企画シンポジウム数、公募シンポジウム数等について決定することとなった。

  1.  2010年盛岡大会「シンポジウムとキーワードとの関連」について、佐々木委員から別紙1Aの発言があり、意見交換を行い、シンポジウム連動のkeywordの設定をするためには時間的に相当急いでシンポジウムを決定する必要があるとの意見が出た。また、演題と関連したシンポジウムを重なった時間帯にしないためにもシンポジウムとの関連性を予め演題登録者にチェックしてもらうことが必要であり、その意味からもシンポジュウムとキーワードとの関連を検討すべきとの意見があった。
  2. 2010年盛岡大会「「参加登録の仕方」について、佐々木委員から別紙1Bの発言があり、意見交換を行った。加藤(総)委員から、UMINでは、登録の際、登録者に選んでもらう項目を比較的簡単に増やすことができる、との指摘があり、それに基づき、学会でのプログラム編成用にキーワードを選んでもらうのとは別に、演題登録の際に、現在、科研費で指定されているキーワードから、第1~第3志望くらいまで選んでもらう可能性を考えていただきたい。これによって、プログラム編成の参考になるのに加え、生理学会参加者の中に、科研費の各キーワードに対してどのくらいの潜在的研究者人口がいるのか、という実態調査を兼ねることができるのではないか、という意見が出された。

また、UMINを使って参加登録及び参加費の決済ができないかという提案があったが、無理で  あろうということになった。

大会参加費については、白尾委員長からなるべく安くしてほしいとの要望が出された。また、2010年盛岡大会からはIUPS用の上乗せ(10%)がなくなるので少なくともその分は安くしてほしい旨の発言が久保委員からあり了承された。

科研費細目「筋肉生理学」について

関野委員、八木委員、加藤(総)委員から、筋肉生理関係の科研費の応募に関する情報が寄せられ、現在、筋肉生理の研究をしている生理学会員はほとんどが「生理学一般」へ申請していることが判明した。今後これらの応募をより容易とするために、生理学一般に「筋」というキーワードを入れてもらうように要望することとなった。

筋肉生理学の申請者数は非常に少なくスケールメリットがないため、現状のままではますます応募数が減少するであろうことが推定された。加えて、神経科学分科が今後脳神経科学と変わる可能性が高いので、「筋肉生理学」細目も変質する可能性が高いとの情報があった。今後この細目の応募にどのような変化が起こるかを見極めた後、今後の対策を考えることとなった。

  • 佐々木委員から盛岡の解剖学会ではイメージングに関する連携シンポジウムを組む予定なので、生理学会から3~4人推薦をしてもらいたいとの要望があった。今後この問題は、加藤(総)、久保、福田の各委員が中心となって解剖学会と連携して、シンポジストを決定することとなった。(参考:3月30日に開催された解剖学会との話し合いを受けて、解剖学会は企画渉外担当理事の河田先生、生理学会は学術研究委員長の白尾が窓口となり、連携シンポジウムのための会合を開催することとなった。詳細は解剖学会との話し合いの報告書をご覧ください)
  • 加藤(総)委員から盛岡大会で学術研究委員会企画として科研費シンポジウムを開催することが提案され、了承された。今後は加藤(総)委員と鍋倉委員が中心となって企画を練ることとなった。