日時
平成22年12月11日
会場
損保会館 東京
出席者
大橋俊夫、岡部繁男、加藤總夫、久保義弘(委員長)、佐々木和彦、白尾智明、鍋倉淳一、福田敦夫、柚崎通介
欠席者
尾仲達史、木村純子、黒澤美枝子
報告事項
1.
今年度の以下の活動内容について、配付資料を示して久保委員長から説明があった。その内容を確認し、常任幹事会にて報告することとした。
- 「平成25年度公募から適用する科研費「系・分野・分科・細目表」 」について審議し、生理学会からJSPSへの提案書を作成した。
- 「平成24年度公募において設定する「時限付き分科細目」の新分野候補 」について審議し、生理学会からJSPSへの提案書を作成した。
- 日本学術会議の「大型施設計画・大規模研究計画(マスタープラン)」に関する、学術会議・機能医科学分科会(代表:三品昌美先生)の要請に応え、生理学会からの意見・提案書を作成した。
- 第88回生理・解剖合同大会における、両学会学術研究委員会担当の、研究費シンポジウム 「次世代を担う若手研究者育成に適する研究費制度とは?」 を企画立案した。
- 第89回大会大会長・大橋俊夫教授に、拡大プログラム委員会の早期の開催をお願いした。
- 生理学会員に対し、科研費削減に対するパブリックコメント提出の依頼を、会長・副会長と連名で行った。
2.
第88 回生理・解剖合同大会(横浜)のプログラム編成、演題及び参加登録等の準備状況について、大会プログラム委員長の加藤委員が詳細な報告を行った。
3.
大会での使用言語等について議論を行った。
- 第88回大会(横浜)に続き、第89回大会(松本)においても、シンポジウム等の、通常の学術プログラム口頭発表については、発表は英語で行い、質疑応答は、英語、日本語とも可とすること、ただし、例えば男女共同参画問題といった通常の学術プログラムと異なるものはこれまでと同じく例外とすること、ポスター発表の標記は英語とすること、を確認した。さらに、将来の大会の使用言語については、今後も、継続的に議論することとした。
- 大橋委員(大会長)から、第89回大会(松本)の教育講演(仮称)の趣旨説明と共に、使用言語を日本語「可」としたい旨、述べられた。通常の学術発表は英語で行うという原則を、学術研究委員会の共通認識として確認した。その上で、分野外から生理学(会)への意見・提言をうかがうという教育講演(仮称)の趣旨は通常の学術プログラムとは異なるという理解も可能であるため、日本語「可」として良いのではないかという意見が複数出された。また、18演題からなるこの企画が聴衆にとって実り多いものとなるよう、講演の内容別にある程度グループ化してはどうかという提案が出された。さらに、この企画を含めた大会特別企画等は、シンポジウムなど通常の生理学会の学術的プログラムの妨げになることのない範囲内で実施することを求める意見が出された。また、独自色を打ち出しながらも継続性のある円滑な大会の運営を図るために、学術研究委員会が運営の基本指針について大会を超えて伝達していくというこれまで通りの方針について、確認するとともに明文化しておく必要があるのではないかという意見が出された。