2006年度 編集広報委員会議事録

日時
2007年3月19日(月)10:30〜12:00
場所
会議室1 (大阪国際交流センター3F)

出席者
小西、高井、佐々木、村上、久野、相馬、多久和、大平、渡辺、関野、辻岡、美津島、以上12名

書記: 美津島

議事

1.日生誌の編集状況について

資料が配付され、今年度の編集状況が確認された。

2.日生誌の編集上の問題点など

巻頭言への原稿が不足している状況が続いている。適任者の推薦があれば、小西先生に連絡して欲しい。常任幹事に書いてもらう、退官される先生に書いてもらう、などの意見が出された。プロフィールについては、新任教授がいたら辻岡先生に連絡し、原稿を依頼する。ハローPSJの執筆者については、学会員にこだわらず、外国留学している方を広く対象にすべきだとの意見が出された。また、positionが不安定である場合が多く、原稿の提出から出版までの迅速な対応も必要である。アフタヌーンティーについては紹介形式で進行しているため、問題なく継続している。

3.2007年度の編集後記について

資料が配付され、2008年6号までの担当者が確認された。

4.今後の日生誌の編集方針について

表紙は、フルカラー印刷を行っているが、デザイン的にフルカラーを活用し切れていない。表紙全体のデザインを刷新してはどうか。

日生誌記事に掲載された写真のうち、雑誌では画質が十分でなく必要と判断された図や写真(カラー写真、モノクロの小さな写真)は、別ファイルとしてWEBに掲載し、ダウンロードできるようにする(現行の投稿規定による)。

HPに掲載された記事、図、写真について、著者より取り下げ、変更の要請があった場合は、編集広報委員会で協議の上対応する。

表紙については、来年度も現在の形式を継続する。来年度の学会では、抄録を提出する時に「図を表紙として使用することを希望する」意思を明示するよう、大会長に依頼する。

5.JPSのサーバについて

JPS編集部から、JPSのWEBサイトリニューアルに際して、日本生理学会のサブドメインをJPSで使用できるか打診があった。生理学会とJPSの両方で同じドメインを使用することによる容量不足に関しては、Cognitom社から容量を拡張してもらえるとの同意を取り付けている。

JPSのサイトを生理学会のサブドメインに移すことに関して、承認が得られた。

6.英語版ホームページについて

コンテンツを階層化してトップページはシンプルにまとめる。基本的にはCogniTom社の作成した千葉大文学部の英語版ホームページのような構成とする。右側(千葉大文学部の英語版では空いている部分)には次回大会、IUPS2009、FAOPS、JPS onlineなどのバナーを入れる。賛助会員については、文字ではなく、各社のエンブレムをページの下に並べて、リンクをはる。

小泉案ではサイエンストピックにはお知らせ、サイエンストピックス、カレンダー、募集情報などをまとめているが、サイエンストピックスとそれ以外のNewsに分けた方が良いとの意見が出された。

トップページの項目として、

  • Current topics in PSJ(サイエンストピックス)
  • News(お知らせ、カレンダー、募集情報)
  • Awards(学会賞)
  • About us(会長の言葉、学会組織など)
  • Contact us (連絡先)Links(関連サイト)

などが挙げられた。

Awardsについては、入澤賞と奨励賞の受賞者リストを掲載してきたが、地方会賞、グループディナー賞については未定。

英文の校閲はJPS英文校閲者とCogniTom社の両方に見積もりをお願いした。基本的には、安くやっていただける方にお願いするが、納期などの問題を含めてさらに検討する。英文校閲は、お知らせ、カレンダー、募集情報については必要だが、サイエンストピックスについては不要という意見が出された。サイエンストピックスは英文論文に基づいており、筆者の英語能力も高いと考えられる。議論の結果、サイエンストピックスに関しては編集広報委員会で英文校閲をするのではなく、筆者の責任でしてもらうこととなった。

トップページはシンプルにまとめるといっても、生理学会の色や主張が示せる物があっても良いのではないか、過去の歴史や写真を掲載する案も出された。

7.会員名簿について

現在、紙媒体は中止し、Web上でパスワード入力による会員限定の公開がなされている。ある会員から、共通のパスワードを発行しても機能を果たしていないとの意見が寄せられた。また、必要なときにパスワードを探さなければならず、紙媒体の利便性が良いとの意見も出された。

紙媒体とWeb上の名簿のどちらが良いかについて議論がなされた。名簿の保守管理に要する費用は、ほぼ同じである(Webの名簿には年間50万円を支払っている。冊子体の場合、5年に一度の印刷、発送で約200万円かかる)。冊子体の場合、更新が迅速にできないことが大きな問題となる。Web上の名簿では、パスワードの管理がわずらわしいことがある。

名簿情報は所属と連絡先が中心で、特に深い個人情報が記載されているわけではない。各会員同意の上でパスワードをなくすことも検討することになった。