平成22年度第2回男女共同参画推進委員会議事録(案)

日時
平成22年12月11日10時半~12時

会場
損保会館

出席者
小田―望月紀子、鈴木栄一、松田哲也、宮坂京子、水村和枝

議題

1. 日本生理学会・解剖学会合同大会におけるワークショップについて

大会シンポジウムの委員会枠を使って、生理学会側から当委員会と研究倫理委員会、解剖学会側からも男女共同参画推進委員会(準備会)と研究倫理委員会が合同で開催することになっている、ハラスメント防止、公正研究に関するワークショップ「生き生きとして公正な研究活動のためにーハラスメント防止を目指してー」について、担当の水村よりその準備状況が説明された。プログラムは、

  1. 「学会および大学の研究活動におけるハラスメント問題を考える」
    東北大学高等教育開発推進センター教授 吉武清實先生
  2. 研究者と学会に求められる公正研究のあり方」
    弘前大学医学研究科統合機能生理学教授で日本生理学会研究倫理委員会委員長蔵田 潔先生
  3.  「名古屋大学におけるハラスメント防止体制の推移」
    名古屋大学名誉教授・中部大学生命健康科学部教授 近藤孝晴先生
  4.  演者を囲んでグループによる質疑応答・討論
  5.  各グループからの報告、吉武先生によるまとめ及びコメント
    と言う形式で行うことになった。座長は仙波恵美子先生(解剖学会、和歌山県立医大・解剖学教室)と水村和枝(生理学会、名古屋大学環境医学研究所)が担当することとなった。実際の運営方法について討論し、グループ討論では委員が各グループに別れて参加し、話題提供とまとめを行うことにした。また、昨年度は宣伝をしなかったので参加者が少なかったと思われるので、本年度は内容がわかるような具体的な副題を付けてメーリングリスト等で宣伝をおこうことにした。

2. 生理学会会員の各階層における男女比に関するアンケート調査について

担当の木村委員が欠席のため、水村より説明が行われた。WEBを使って調査するためそのプログラムを業者に依頼し、ほぼ完成しつつあること、来年の1月実施、2月集計、3月報告というスケジュールで実施予定である。回答率を高めるため、アンケートの案内を生理学雑誌に挟み込むか掲載してもらう、またメーリングリストでも案内を行う、等の方法により実施する必要が指摘され、木村委員に伝えることになった。
(追加:その後、WEB上で実施する場合の個人情報の保護について、小西広報・編集幹事、小泉周編集・広報委員とアンケートソフト作成者の間で検討が行われ、使用予定の方法は十分安全であることが確認された)

3. 平成23年度10月からの第10期男女共同参画学協会連絡会の幹事校引き受けについて

学協会連絡会立ち上げ時の正式参加学会が順次担当する決まりとなっており、まだ引き受けていない学会は5学会しかなく、生理学会も引き受けざるを得ない状況となっていることが水村より報告された。引き受けることに異議は無かったが、現委員長の水村、現会長の岡田先生の任期がともに24年3月で切れるので、4年任期の常任幹事に本委員会に入ってもらい、生理学会の代表として連絡会幹事校としての役割を分担してもらうことを常任幹事会に提案することとした。候補としては加藤総夫、関野裕子の2常任幹事を挙げることになった。(なお、委員会の後に開催された常任幹事会でこの提案は認められ、加藤総夫、関野祐子両常任幹事の本委員会委員就任についても承認が得られた。)

4. その他

アドバイザー制を利用した新たな相談が1件あったことが報告された。