第22回日本生理学会将来計画委員会議事録

平成21年度第2回日本生理学会将来計画委員会議事録
(通算第22回日本生理学会将来計画委員会議事録)

日時
平成22年5月18日

会場
いわて県民情報交流センター(アイーナ)814号室 盛岡

出席者
前田正信(委員長)、松田哲也、鈴木敦子、多久和典子、内田さえ、向阪 彰、和気秀文、徳田雅明(順不同)

欠席者
河合康明、篠田 陽、加藤總夫、丸山篤史、丸中良典、芝本利重、松尾 理、白尾智明、上田陽一(順不同)

議長:前田正信(将来計画委員会委員長)
書記:和気秀文、向阪 彰

資料:平成21年度第1回日本生理学会将来計画委員会議事録(案)
生理学アウトリーチ活動講師登録のお願い(松田委員より)

議題

報告事項

  1. 平成22年2月17日に、「基礎医学教育・研究の活性化に対する要望書」を、日本生理学会会長・理事長、日本解剖学会理事長、日本生化学会会長、日本薬理学会理事長が、文部科学大臣、文部科学副大臣、文部科学大臣政務官、内閣府副大臣(科学技術担当)に提出したことが委員長より報告された。これは、基礎医学の現状と未来における人材育成や基盤研究経費に対する危機的状況を訴えるためのもので、このように基礎医学4学会の会長・理事長が一堂に会し、要望を提出することはこれまでになかったことである。
  2. 第87回日本生理学会大会の大会1日目の午前中(5月19日)に、「日本の基礎医学教室の現状と将来展望」の題で将来計画委員会からの提案でシンポジウムを行う。日本生理学会会長・理事長、日本解剖学会理事長、日本生化学会、日本学術会議、全国医学部長病院長会議会長、文部科学省高等教育局医学教育課からシンポジストにお呼びし、基礎医学の学会の先頭に日本生理学会が立ち、現在の基礎医学の危機に関する問題の解決の突破口になるようなシンポジウムを開催したいことが委員長より報告された。

協議事項

  1. 前回の平成21年度第1回日本生理学会将来計画委員会議事録(案)について委員長より説明があり、承認された。
  2. 「生理学アウトリーチ活動講師登録のお願い(松田委員原案)」の文面とその実施内容について検討した。
  3. 若い生理学会員を増加させる問題について協議した。地方会を若手中心とし、座長は若手から選ぶことを徹底してもらうのがよいとする意見がでた。
  4. 学会全体を活性化する方法について、いかに医学部以外の医療系研究者にも参加してもらうかが議論された。医学部以外の医療系の学生のために、大会の一部を英語ではなく日本語で行うことも議論された。