CONTENTS
- カテゴリーなし - 編集後記
- CALENDAR - 主な研究集会日程 P.321~
- RECORDS - 第14回目本生理学会将来計画委員会(2005年度・第1回)議事録 P.317~
- INFORMATION - 第8回若手研究者のための生命科学セミナー P.312~
- HELLO PSJ - ミネソタ留学7年目を迎えて (福士珠美) P.303~
- LECTURES - 動機づけと報酬期待の脳内情報処理一腹側線条体と前部帯状皮質のニューロン活動- (設楽宗孝) P.290~
- SCIENCE TOPICS - ホスホリバーゼCβが2つのシグナルの同期性を検出し脳内マリファナの発生を引き起こす (橋本谷祐輝) P.289~
- VISION - 生理学と心理学との垣根 (渡邊武郎) P.287~
- カテゴリーなし - 第83回日本生理学会大会 (前橋) ご案内 (第3報)
- カテゴリーなし - 目次
- AFTERNOON TEA - 関野祐子「赤城の山も今宵かぎり」 P.307~
- PROFILE - 小作隆子 P.301~
表紙の説明
第81回生理学会大会(札幌)演題番号:2P352
演題:「ミトコンドリア障害によるイノシトール三リン酸を介した袖経細胞核DNAの急性断片化」
演者: 山本清二 他
図は培養海馬神経細胞にグルタミン酸(1mM)を投与し,袖経細胞の核内にDNAの急性断片化を反映する願粒棟構造が出現する様子をビデオ強化型微分干渉 顆微鏡で連続観察したもの.グルタミン酸投与前(0 min)には核は比較的無構造で平滑に見えるが,2.5 分後には核の平滑さが失われ,核内に願粒棟構造が観察される.6分後,20分後とその変化が顆著となり細胞の腫脹も観察される.これが出現する過程でミト コンドリア障害が起こっており,学会ではミトコンドリア竜の単独投与でも,イノシトール三リン酸を介して神経細胞核に同様の変化が出ることを発表した.