1.留学補助の趣旨
(1) バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究
(2) バイオ技術を基盤とするゲノム機能/病態解析に関する研究
(3) 免疫/アレルギー/炎症の治療ならびに制御に関する研究
(4) 循環器/血液疾患の病態解析/治療制御に関する研究
(5) 創薬・創剤の基盤に関する研究
(6) 創薬とその臨床応用に関する研究
上記の研究を行う研究者で国内または海外留学を1年以上される方を対象に留学を補助し、もってわが国の医療及び国民の保健の向上に資することを目的とします。
2.留学補助の対象
下記の研究対象の領域に属する研究を国内において行っており、国内又は海外留学を2019年4月1日から2020年3月31日の間に開始し、1年以上留学される研究者で、誕生日が1974年4月1日以降の方。
なお、2019年3月31日以前から既に留学を開始されている方及び2016年度以降の本財団留学補助金交付対象者は、本年度の募集対象と致しません。
また、学部・大学院等の専門分野未確定の学生ならびに企業所属の研究者についても募集対象と致しません。
(2020年4月1日以降に留学を開始される方については、次年度の募集対象となります。)
1) バイオ技術を基盤とする先端医療に関する研究・・・(留1)
(多能性幹細胞、免疫/幹細胞治療、移植、再生医療、遺伝子治療、分子標的治療等の研究)
2) バイオ技術を基盤とするゲノム機能/病態解析に関する研究・・・(留2)
(ゲノムの機能、遺伝子疾患解析、疾患のエピジェネティクス、SNP解析、分子疫学等の研究)
3) 免疫/アレルギー/炎症の治療ならびに制御に関する研究・・・(留3)
(免疫制御、アレルギー、炎症、自己免疫疾患、免疫不全、老化、サイトカイン/ケモカイン、免疫調整薬、生物学的製剤等の研究)
4) 循環器/血液疾患の病態解析/治療制御に関する研究・・・(留4)
(心疾患、脳血管疾患、血管系疾患、血液、糖尿病、高血圧、高脂血症、メタボリックシンドローム等の研究)
5) 創薬・創剤の基盤に関する研究・・・(留5)
(創薬標的分子の探索/機能解析/治療制御、薬物送達、薬物代謝酵素、トランスポーター、イオンチャネル、分子イメージング等の研究)
6) 創薬とその臨床応用に関する研究・・・(留6)
(薬物応答修飾因子の探索/機能解析、治療薬の探索/評価、医薬品の開発/評価、個別化治療、トランスレーショナルメディスン等の研究)
3.留学補助金額と件数
留学補助金:総額1,000万円、1件50万円、助成件数20件と致します。
4.応募方法
1) 持田記念医学薬学振興財団のホームページ(http://www.mochida.co.jp/zaidan/)の助成WEB申請から『応募手順』に従い応募してください。
2) 応募は各研究機関の研究室から1件とします。同一研究室から複数の応募はできません。複数の応募があった場合には先着応募を優先して受け付けます。
3) 大学・大学院等に所属する方は教授職以上の推薦を必要とします。特任教授、特命教授等は推薦者になることは可能ですが、客員教授、名誉教授、准教授が推薦者になることはできません。一般病院等においては部長職以上、公的研究機関等ではグループ長(教授同等職)以上の推薦が必要です。
なお、1人の教授が推薦できる留学補助応募は1件に限ります。
(1人の教授が留学補助を1件、別に研究助成を1件推薦することは可能です。)
4) 受入機関の承諾書の写しを添付してください。(A4サイズ)
(受入承諾書未入手の場合には受入機関からの承諾が分かるメールを添付してください。)
5.応募開始および締切日
2019年3月1日(金)より募集を開始しますので、WEBにてマイページを取得し、2019年5月15日(水)23時59分迄に申請書をWEB提出してください。