昨年11月、環境生理デイナーグループの世話人から、環境生理デイナーグループが例年授与している「久野寧記念賞」を、日本生理学会の公認の賞として欲しいという要請があり、賞選考委員会(メールによる)と常任幹事会(H17年12月3日、H18年3月27日)において検討しました。学会員の研究意欲の推進と研究職取得の援助、さらには生理学会の発展のためにも、学会として多くの賞を出すことにし、各グループデイナーから要請があれば、以下の条件と手続きで公認とする事に決定しました。又、同様の趣旨で、各地区の地方会が授与する賞も同じ条件と手続きで公認することにしました。
各グループデイナーや各地区の地方会で、賞を授与する企画がおありの場合には、日本生理学会賞選考委員会委員長宛、日本生理学会事務局を通してご連絡下さい。
記
GD賞及び地方会賞を日本生理学会の公認とする条件
1) 選考の方法と受賞者決定
? 各グループデイナーの会で選考委員を決定する。
? 選考委員と授賞者の決定は、生理学会の賞選考委員会(メール委員会も含む)の承認を得ること。
? 賞選考委員会承認の申請手続きには、授賞者の研究実績、推薦理由、履歴を添付のこと。
2) 授賞者の日本生理学会会員への周知
? 授賞者の氏名と所属と研究内容を日本生理学会ホームページに掲載。
? 授賞研究の日本生理学会でのポスター発表は、ポスターに明記またはリボン等をつける。
? 講演日程は、日本生理学会大会プログラムに掲載する。
3) 授賞講演の場
? 基本的には、それぞれのグループデイナーで行う。
? 日本生理学会大会主催者の意向があれば、日本生理学会大会日程の中に組み込み、若手奨励賞とJJP(Journal of Physiological Science)賞と併せて行ってもよい。あるいは、一般口演が企画されている場合はその中で行う。
4) 副賞の予算
原則として、各グループデイナーの中の予算から支出すこと。
平成15-17年度日本生理学会賞選考委員長 久場 健司