第16回(平成31年度(2019年度))日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について

1.趣旨

我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるためには、創造性に 富み優れた研究能力を有する若手研究者を早い段階から顕彰し、その研究意欲を高め、 研究の発展を支援していく必要があります。この趣旨から日本学術振興会は、平成16 年度に日本学術振興会賞を創設しました。

2.対象分野

人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野

3.授賞

授賞数は25件程度とし、受賞者には、賞状、賞牌及び副賞として研究奨励金110万 円を贈呈します。 なお、日本学士院により、日本学術振興会賞受賞者の中から日本学士院学術奨励賞受賞 者が選考されます。

4.対象者

国内外の学術誌等に公表された論文、著書、その他の研究業績により学術上特に優れ た成果を上げたと認められる者のうち、平成31年4月1日現在、以下の1)から3) の条件を満たす者とします。 また、これまでにご推薦いただいた候補者のうちの女性割合は極めて低いというのが 現状です。女性候補者の積極的な推薦をよろしくお願いいたします。

1)次の a) または b)を満たすこと。

a) 日本国籍を有する者

b) 外国人であって推薦時点において我が国で5年以上研究者として大学等研究機関に所属しており、今後も継続して我が国で研究活動を予定している者

2)45歳未満であること

3)博士の学位を取得していること(博士の学位を取得した者と同等以上の学術研究能力を有する者を含む)

※:海外在住の日本国籍を有する研究者も対象としています。

※:推薦は2年間有効としているため、第15回(平成30年度)に推薦された候補者 のうち平成31年4月1日現在で45歳未満である候補者については今回推薦がな い場合でも今回の審査の対象となります(キャリーオーバー)。 なお、第15回(平成30年度)に推薦された候補者が、その後の研究活動により 新たな研究業績を重ねていると思われる場合については、改めて推薦されることをお 薦めします。

※:過去に推薦されたことがある者であっても、推薦することができます。

※:過去の日本学術振興会賞受賞者の授賞対象となった研究テーマと今回の候補者の研 究テーマが密接に関連している場合は、候補者の独自性が明確であることが求められ ます。

5.推薦権者

1)機関長推薦 我が国の大学等研究機関または学協会の長

2)個人推薦 優れた研究実績を有する我が国の学術研究者(海外在住の日本国籍 を有する学術研究者を含む)

※自薦は受け付けません。

6.応募方法

電子申請システムに登録(アップロードを含む)を行うとともに、一部資料について は紙媒体で提出してください。

様式1、様式2(1ページ目)は電子申請システムでダウンロードしたものを使用し てください。それ以外の様式等は、本会のホームページ (https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html)よりダウンロードしてください。

7.受付期間

平成31年4月4日(木)~9日(火)17:00(必着)

本学会期限:3月4日(月)

※電子申請システムは、平成31年2月22日(金)から使用可能 ※電子申請システム上での「電子申請」は4月9日(火)17:00までに完了 願います。完了期限後は電子申請システムにログインできなくなります。

 

詳細:https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/index.html